神宮御師資料の新たな発見に伴う信仰の地“伊勢”の総合的調査研究
Project/Area Number |
19K01006
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 03020:Japanese history-related
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Research Institution | Kogakkan University |
Principal Investigator |
小林 郁 皇學館大学, 研究開発推進センター, 助教 (90779654)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
谷口 裕信 皇學館大学, 文学部, 教授 (10440835)
浦野 綾子 皇學館大学, 研究開発推進センター, 准教授 (30825774)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2023: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 史料研究 / 伊勢神宮 / 神宮御師 / 伊勢信仰 / 墓石群調査 / 考訂度会系図 / 参宮人帳 / 神宮御師橋村氏 / 伊勢講 |
Outline of Research at the Start |
代々伊勢神宮外宮の権祢宜を務めてきた橋村氏は、西国を中心に約31万軒の檀家を擁する神宮御師でもあった。本研究では、新出資料である「伊勢御師橋村家関係資料」約10,000点と、中世後期より存続する同家の墓石群を網羅的に調査・整理し、それを素材として、信仰の地“伊勢”に関する総合的研究を行うことを目的とする。 本研究では、①「伊勢御師橋村家関係資料」の目録作成、②文献資料・墓石群の調査報告書の作成、③企画展示の開催、④皇學館大学デジタルアーカイブ(現在構築中)での資料電子公開、を目標とし、伊勢神宮研究にとどまらない多分野にわたる学問領域の基礎的資料情報としてアプローチできることを目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
当年度は、①古文書・書籍(和本類)調査、②橋村氏墓石群の調査、③企画展の開催、④研究調査報告書(冊子)の作成を主とした。 ①古文書調査を計4回、和本類調査を計17回行った。調査開始時点で古文書は「A-4」、和本類は「B-17」まで調査が完了していたため、当年度は新たに調書を作成するのではなく、これまで取り溜めてきた調書と原史料を照合し、調書記載内容の正誤を確認する作業を中心とした。結果、古文書は「A-1」(1,318点)、和本類は「B-8」(704点)まで確認作業が完了し、古文書については新たに「A-5」7点の調書を取ることができた。なお、令和5年度は本課題研究の最終年度にあたり、研究調査報告書(冊子)の作成を予定していたため、原稿のとりまとめのため調査は4月~8月までの4ヵ月間に留めた。 ②研究調査報告書(冊子)の作成に向け、数回にわたる打ち合わせを通じて再調査が必要な部分を割り出し、その微調整として計3回の実地調査を行った。墓石群の実測図・拓本・銘文等の諸情報については各担当のもとデータ化し、本研究課題で収集した情報を研究調査報告書に掲載することができた。 ③研究代表者が所属する皇學館大学佐川記念神道博物館において、企画展「ある伊勢御師の軌跡-新発見・橋村家伝来資料から-」を開催し、研究成果の一部を公開した。(10/2~11/30) ④本課題研究における5年間の研究成果をまとめた、『神宮御師資料の新たな発見に伴う信仰の地“伊勢”の総合的調査研究 研究成果報告書』(A4版、124頁、250冊)を作成した。本報告書の構成は、「伊勢御師橋村家関係資料」の調査結果をまとめた「Ⅰ部」と、宰記家・主計家の墓石群調査結果をまとめた「Ⅱ部」から成り、それぞれの概説後、「各論」にて各執筆者によるテーマ別の分析・考察を展開している。執筆者は、研究代表者・分担者・協力者の総勢12名である。
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Report
(5 results)
Research Products
(17 results)