Politics of Peacebuilding and Nation-state
Project/Area Number |
19K01505
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 06020:International relations-related
|
Research Institution | Hiroshima City University |
Principal Investigator |
古澤 嘉朗 広島市立大学, 国際学部, 准教授 (20612922)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
|
Keywords | 平和構築 / 国家建設 / サブサハラアフリカ / 混淆性 / アフリカ / 治安部門改革 / 警察活動 / シエラレオネ / ケニア / ルワンダ |
Outline of Research at the Start |
本研究は、平和構築という営為を通して、(特にアフリカにおける)国家の今日的意義について理解を深めようとする研究である。本研究では、特に平和構築の法秩序面に焦点をあて、シエラレオネやケニア等の事例を参照しながら、アフリカの国家は現在どのような状況に置かれ・どのような改革を実施しようとしているのか、また平和構築の力学がどのような影響をアフリカの国家の政策に与えているのかといった問い等に取り組む。
|
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は依然として新型コロナウイルス感染症の影響が大きかった。パンデミックに関しては個人ではどうすることもできないので発想を変え、海外で実地調査が行えない時間を活用し、研究や研究背景について文章化し、日本語/英語で論文/原稿を書くことに引き続き時間を割いた。 日本・アフリカ関係という切り口から、サブサハラアフリカにおける「平和構築」を取り巻く国際情勢の変化について整理した。この原稿はRoutledgeから編著本Japan and Its Partners in the Indo-Pacific: Engagements and Alignments(2023年公刊)として出版された。また、「平和構築の力学」に関係する単著論文も執筆した(2023年度中に公刊予定)。上記2つの原稿に一区切りがついたので、今後は(1)2022年3月に行った国際シンポジウムを基にした編著本、(2)本研究の背景に関する編著本、そして(3)本研究に関する単著本の計3冊の準備を進めている。 本報告書を書いている2023年春時点においては、幸い、パンデミックを乗り越え少しずつ日常を取り戻しつつあるように感じる。他方、コロナ禍に加えてウクライナ侵攻による物価高騰の影響もあり、航空券などがパンデミック前よりも値上がりしている。このような状況を踏まえると、フィールドワークに関しては当初の予定通りの形での実施は難しいかもしれない。どのような形で・何ができるのかについては、慎重に検討していきたい。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた海外での実地調査を実施することができていない。
|
Strategy for Future Research Activity |
発想を変えて、海外で実地調査が行えない時間を活用し、本研究や研究背景について文章化することにより、少しでも研究を進めたい。フィールドワークに関しては、パンデミックの終息の兆しがみえつつある中で、状況について精査しながら、どのような形で・何ができるのかについては、慎重に検討していきたい。
|
Report
(4 results)
Research Products
(11 results)