Project/Area Number |
19K01546
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 07010:Economic theory-related
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Research Institution | Kobe University |
Principal Investigator |
宮川 栄一 神戸大学, 経済学研究科, 教授 (10467673)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2023: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2020: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2019: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
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Keywords | ゲーム理論 / 大学授業 / 日本経済 |
Outline of Research at the Start |
我が国の経済を活性化するには,今後を担う若者の生産性の向上が重要だが,そうした目的の政策議論に使われる経済理論は全般的・概念的なことが多い。そこで本研究では,政策議論の経済理論的な基礎固めをするために,ゲーム理論と行動経済学を使い,我が国の経済社会構造に基づいた具体的で詳細な経済理論モデルを作り,そのもとで厳密な分析を行う。具体的なモデルとして,若者が知能の成長期である大学4年間にあまり勉強しない現状,およびその原因に関わる大学・企業の行動を再現するモデルや,大企業に正社員として採用される実質的な機会が一生に一度という人生のやり直しを困難にする新卒一括採用を再現するモデルなどである。
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Outline of Annual Research Achievements |
周囲の人々の言動を都合の悪い方向に解釈したり、自分が受けた被害を過大に評価したりする傾向のある人物の心理について、心理学・医学の研究を調査し、信念の形成に着目しながら、ゲーム理論に基づく数理モデルの試作を行った。単なる性格・傾向の部分については通常の経済学の範疇に含まれるが、性格とは本質的に異なるケースも多く存在することから、その部分を経済学的な観点から明らかにする方向に展開する計画である。また、他人の反応・リアクションを気にする心理・行動についても数理モデル作成の構想を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
行動ゲーム理論のモデルをいくつか作成中であり、進捗としては特に問題ないと考えている。
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Strategy for Future Research Activity |
以前から検討しているモデルについては引き続き検討を続けていきながら、他のモデルについても適宜検討し、生産性・成功率が高いと考えられる方向を柔軟に選択していく。
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Report
(4 results)
Research Products
(1 results)