Research on Securing Dependable Refuge-Life Environment in Natural Disasters for People with Intellectual Disabilities
Project/Area Number |
19K02290
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 08020:Social welfare-related
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Research Institution | National Institute of Technology, Kumamoto College |
Principal Investigator |
勝野 幸司 熊本高等専門学校, 企画運営部, 准教授 (50370052)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 知的障がい者 / 避難生活 / ツイート分析 / 障がい者計画 / 自然災害 / 避難所 / 福祉避難所 / 知的障害者 |
Outline of Research at the Start |
自然災害により自宅等での生活が困難になるような被害が生じた場合、知的障害者の避難先として、従来の指定避難所や福祉避難所は避難生活を営む上で様々な課題を抱えている.本研究は熊本地震を中心に、災害時の知的障害者の避難生活の実態を明らかにした上で、災害後の避難生活において不安の少ない避難生活環境の要件を明確にすると共に、被災者の属性や地域特性を踏まえた支援体制の構築に示唆を与えることを目的とする.
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Outline of Annual Research Achievements |
知的障がい者の避難生活環境を取り巻く状況分析として、前年度は新聞記事のテキストマイニング分析を行った。より幅広い視点での当事者等(障がい者、家族、支援者)の意見を収集し分析するために、twitterのツイートのテキストマイニング分析を行うこととした。以下手順で研究を進めた。 1)データの収集と分析:twitter APIを利用し、熊本地震発生1年前である2015年4月15日から2019年の同日までのツイートのテキストデータを取得した。取得するツイートは「知的障がい」「避難」を含むものとした。分析には引き続きKH Coderを用い、共起ネットワーク図の作成やクロス集計等を行い、これをもとに考察を行った。 2)分析:ツイート内容の経年変化:ツイート内容の経年変化分析を主にネットワーク図を用い分析した。熊本地震前の1年においては、2011年に起きた東日本大震災の知的障がい者の避難生活環境に関する振り返りに関するものが見られ、震災後4年を経過しているにも関わらず影響の大きさが窺えた。熊本地震(2016年4月)後においては、不安や不便を訴え問題提起を行うツイートが増加し、改めて知的障がい者の避難生活支援の必要性が表されるようになった。2017-18年においては、ツイート量は減少し、その内容は避難生活からの解放と残された不安が伺える内容であった。2018年には平成30年7月豪雨が発生したが、その影響からか、熊本地震時の経験や当時の避難状況を改めて見直す問題提起等がみられるようになった。 3)総括と課題:経年変化からは、東日本大震災後数年間で当時の状況が見直され課題が浮き彫りとなったものの、熊本地震では再び同じような避難環境の不備が認識され、平成30年7月豪雨以後に従来の避難環境について改めて考えるよう問題提起がなされるようになったという流れが確認された。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
R4(2022)年度の研究方法の一部確認が残っているが、概ね順調である。
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Strategy for Future Research Activity |
前年度のツイート分析におけるデータ収集の範囲や方法(設定するキーワードやコーディングルール)により、分析結果に大きな違いがでないかを確認する。その後、過去3年間の分析内容より、知的障がい者の避難生活に関する施策や避難所等に関する要件等についてまとめ研究の総括とする。
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Report
(4 results)
Research Products
(2 results)