イエナ・プランにおける「混合」を用いたインクルーシブ教育に関する研究
Project/Area Number |
19K02458
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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Research Institution | Tamagawa University |
Principal Investigator |
佐久間 裕之 玉川大学, 教育学部, 教授 (70235208)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | イエナ・プラン / イエナ大学附属学校 / インクルージョン / 混合(ミッシュング) / ペーター・ペーターゼン / インクルーシブ教育 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、インクルーシブ教育の先駆的取り組みの一つであるイエナ・プランに着目し、その源流となるイエナ大学附属学校の資料及び現代のイエナ・プラン実施校におけるインクルーシブ教育システムに関する資料を収集・分析し、イエナ・プランにおける児童生徒の「混合」によるインクルーシブ教育システムの分類・整理を行う。それによって日本のインクルーシブ教育システムの充実へ向けて効果的に応用するための研究基盤を確立する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、インクルーシブ教育の先駆的取り組みの一つであるイエナ・プランに着目し、その鍵概念の一つとなる「混合(ミッシュング)」の要因を調べ、それを日本におけるインクルーシブ教育システムの充実へと効果的に応用するための基盤づくりを目指している。当初、ペーター・ペーターゼン自身が行った「混合(ミッシュング)」によるインクルーシブ教育の先駆的な取り組み(1924~1950年)に関する文献・資料の研究と、ドイツ等での現地調査に基づく研究を遂行することが計画されていた。しかし、2021年度と同様に2022年度においても新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、現地調査を実施することができなかった。そのため、2021年度に引き続き2022年度も文献・資料による研究となった。その際、特にペーターゼンがイエナ大学附属学校長として取り組んだ最初期の教育実践記録『労作・生活共同体学校の諸原則に基づく基礎学校』(1925年)を中心として研究を行った。この研究を通じて、①最初期のイエナ大学附属学校において既に開始されていた男女混合の異年齢グループ編成によるインクルージョンの様子、②インクルージョンを支えたハンブルク生活共同体学校以来の諸原則と最初の教師ハンス・ヴォルフの方針(特に子供の自発性と自己選択の尊重)、③イエナ大学附属学校における子供・教師・親3者の関わり(特にイエナ大学附属学校の教育実践への親の関わり、親の役割)を把握した。その成果を論文にまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究実績の概要にも示したように、2022年度においても新型コロナウイルス感染症の影響が続き、当初予定していたドイツ等のイエナ・プラン実施校におけるインクルーシブ教育に関する情報・資料収集が実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の感染状況を注視しつつ、文献・資料の研究に加えて、国内外の資料収集及び現地調査の実施について検討し、今後の研究計画についても必要に応じて修正を行いつつ、当初の研究目的の達成を目指して善処する。
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Report
(4 results)
Research Products
(14 results)
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[Book] 教職概論 改訂版2021
Author(s)
佐久間 裕之
Total Pages
232
Publisher
玉川大学出版部
ISBN
9784472405952
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