Is the Achilles tendon elastic property during running different from adult's
Project/Area Number |
19K02594
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
田中 登志雄 (柳谷登志雄) 順天堂大学, スポーツ健康科学部, 教授 (70329077)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,380,000 (Direct Cost: ¥2,600,000、Indirect Cost: ¥780,000)
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Keywords | アキレス腱 / 弾性特性 / ランニング / 子ども / 大人 / アキレス腱の弾性特性 / アキレス腱弾性特性 / 筋腱複合体 / ランニング障害 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、子どものランニングにおけるアキレス腱(AT)の弾性特性を定量し、大人のそれと比較することで、ランニング障害の可能性や予防法の検討を行う。 下腿三頭筋の筋腱複合体(MTC)の動態を、超音波画像診断装置を用いて、腓腹筋内側頭の縦断画像から定量する。 フォースプレート内蔵型トレッドミルを用いる。地面反力の発揮に伴う、腓腹筋内側頭のMTC長変化について定量し、大人の測定値と比較する。 MTCの長さ変化は、足部接地パターンにより異なるため、実験は接地パターンを考慮して行う。 また、子どもたちに走り方指導の介入を1年間行い、足部接地パターンおよびATの弾性特性の縦断的な変化を明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究課題「子どものランニング中のアキレス腱弾性特性は、大人のランニングとは違うのか?」は、実験室において超音波画像診断装置を用いた超音波法によりランニング中のアキレス腱の弾性特性を大人(大学生)と子ども(小・中学生)と比較するというものである。申請時の研究計画では、小・中学生に大学の実験室を訪問してもらい、下腿部に超音波プローブを装着してランニングを行ってもらうという実験を想定していた。しかしながら、コロナ禍の影響により、子どもたちが大学構内に立ち入ることが許可されなかったため、2022年度も予定通りの実験を実施することが出来なかった。そのため、2022 年度は、先行研究の分析に加えて、比較する予定の大学生を対象として、実験手順の確認、データの取得、実際に子どもを対象とした際の実験方法、安全確保の確認、データ分析方法の確認を行った。 本研究課題は先述の通り、超音波法を用いてランニング中のアキレス腱の弾性特性を求めるものであるが、アキレス腱の弾性特性はランニング動作映像から下肢の関節角度を求め、関節角度変化と地面反力との比率から推定することが可能であることが先行研究により示されている。そのため、実験が実施出来ない期間中に、大学生と子どものランニングの画像を取得し、キネマティクス変数から求めた関節角度、地面反力の推定値などからランニング中の下腿三頭筋の弾性特性を推定し、大人と子どもとで比較したところ、両者の弾性特性には差が見らず、研究代表者の仮説とは異なることが示された。これらの値はあくまでも推定値であるため、2023年度は当初の予定通り、超音波法による測定を実施して確認する予定であるが、超音波法による比較は、実験および分析に要する手間と時間が膨大であるため、多人数の比較には向いていないため、ビデオ映像による推定の結果はそれなりに意義のある結果であったといえるのかも知れない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
長く続いたコロナ禍により、大学実験室において子どもを対象とする実験が行えなかったことにより、当初の予定よりも大幅に遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度は実験室における実験が許可される見込みであるため、実験が行えると思われる。
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Report
(4 results)
Research Products
(1 results)