医療型重症心身障害児入所施設における保育士の職務継続支援や教育プログラムの検討
Project/Area Number |
19K02619
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
川合 美奈 埼玉医科大学, 保健医療学部, 講師 (10515919)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
木浪 智佳子 北海道医療大学, 看護福祉学部, 准教授 (40347183)
三國 久美 北海道医療大学, 看護福祉学部, 教授 (50265097)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 医療型重症心身障害児入所施設 / 保育士 / 職務継続 / 医療型重症心身障害児施設 / 施設 / 困難感 / 教育 |
Outline of Research at the Start |
医療型重症心身障害児入所施設の人員基準をみると、保育士は1名以上とされており、少 数配置で運営が可能である。また、医療型重症心身障害児入所施設のように医療職が多い中では、少数の保育士のための教育プログラムを導入している施設は少ない。 そこで、医療型重症心身障害児入所施設で勤務する保育士に調査し、その結果から、医療型重症心身障害児入所施設の保育士に対する職務継続支援の方法や教育プログラムの内容を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は、インタビュー調査結果を参考に作成した質問紙を活用し調査を実施した。全国213施設に対して調査依頼をし、71施設より協力可との回答を得た。71施設438人に対して質問紙を配布し、248人より回答を得た(回収率56.62%)。質問項目は、属性、業務内容の認識、仕事をしていて楽しいこと、やりがいと感じること、大変なこと、仕事を続けるうえで困難であると感じること等である。 調査協力者は保育士として採用されている方が大半を占めていた。病床数の平均は102.6床であったが、複合的な機能を併せ持つ施設も含まれると考えられ、重症心身障害児の病床のみでない可能性が高い。回答者の施設に在籍する保育士数は、平均10.0人であり、最小は1人であった。上限は60名となっていたが、保育士資格を有することを明示しなかったために、保育活動をする者全てを含んで回答した可能性がある。保育士が担当する日勤帯の利用者の年齢下限の最大は40歳、上限の平均は45.3歳、最大83歳と、子ども以外を担当している保育士がいることが分かった。 施設や対象児の特性により、回答に違いが生じるかを確認しようと試みたが、特性に関する情報がうまく取れていなかったために、分析方法について再検討をしている。 前年度実施済みのインタビュー調査については、2022年5月に日本保育学会にて発表、2022年11月に論文を投稿し採択通知をいただいている。2023年度は、収集データの分析と論文化を目指す。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍での遅れ、他の業務が増えたために研究時間をうまく捻出できていないため
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Strategy for Future Research Activity |
データ収集は完了しているので、時間を作って結果をまとめていきたい。
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Report
(4 results)
Research Products
(3 results)