Project/Area Number |
19K02626
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Kanagawa Dental College |
Principal Investigator |
山本 伊佐夫 神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (30277917)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
徳野 慎一 東京大学, 大学院医学系研究科(医学部), 特任研究員 (40508339)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 舌喉頭偏位症 / 舌喉頭矯正術 / 虐待 / 睡眠 / 育児困難 / 虐待予防 / 育児ストレス / 音声分析 |
Outline of Research at the Start |
舌喉頭偏位症(ADEL)は、喉頭の前上方への偏位による呼吸抑制により、乳児では夜泣き、疳の虫など育児困難症状を呈する。オトガイ舌筋の一部を切除する舌喉頭矯正術(CGL)により上気道の抵抗が減少しADEL症状が改善する。 CGL前後に母子の睡眠覚醒リズム、睡眠深度を測定、また母親の自律神経機能評価、育児ストレス・疲労度を測定評価によって、CGLが児の夜泣きを改善すること、母親の睡眠、育児ストレスを改善することを明らかにし、年々増加する虐待の直接的予防策として役立てる。
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Outline of Annual Research Achievements |
・CGL前後の母児の睡眠レベル(深度)の測定を行うため、脳波測定器である脳波センサ(ZA-X)について検討した。ZA-X は、2チャンネルのため脳波以外に眼球運動、おとがい、心拍の計測も可能であり、また特に乳児の計測の実績が豊富である。使用したところ装着は若干難しいところはあるが大きな問題はなく解析は容易であった。 ・自律神経測定センサー(パルスアナライザーRW・TAS9VIEW)の操作、計測、解析は問題なく実施できる。 ・CGL前後の母児の睡眠・活動量の比較について、重さ9gの腕時計様の高感度加速度センサーであるアクチグラフを用い測定し、専用ソフト・AW2により解析を行う。本装置については以前に乳児と成人の計測に用いた経験があり慣れている。新しい解析ソフトでの解析も問題ない。 ・CGL前後の母親の音声からの感性制御システム(STとMIMOSYS)を用いたストレス・疲労度の測定について。STは、音声からリアルタイムに感情を可視化する音声解析ソフトで、MIMOSYSはSTにより音声から抽出される感情成分の時間的遷移およびそれらのバランスに基づいて音声から心の活量値(ストレス・疲労度)として表される。術前後の母親のストレス・疲労度を測定するために、17の単文を読み上げてもらう静かな隔離した聴覚検査ボックス内で集音した。音声解析は研究分担者で音声病態分析学の徳野慎一先生に依頼している。テスト収集した音声データは問題ない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究協力依頼していた医療機関の院長が病気療養後亡くなられ閉院となったため被験者が集められなくなった。新たに協力をお願いできる医療機関が中々みつからなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
被験者を提供していただける新たな研究協力医療機関がみつかった。 計画を立て準備を進め行く。
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