Development of Application Software for Supporting Children on the Autism
Project/Area Number |
19K02659
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09030:Childhood and nursery/pre-school education-related
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Research Institution | Kawasaki University of Medical Welfare |
Principal Investigator |
森戸 雅子 川崎医療福祉大学, 保健看護学部, 准教授 (50389029)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武井 祐子 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 教授 (10319999)
小田桐 早苗 川崎医療福祉大学, 医療福祉学部, 講師 (10461245)
宮崎 仁 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 准教授 (20550396)
難波 知子 川崎医療福祉大学, 医療技術学部, 教授 (30441489)
三上 史哲 香川大学, 医学部附属病院, 講師 (80550392)
岩藤 百香 川崎医療福祉大学, 医療福祉マネジメント学部, 講師 (80612986)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 自閉スペクトラム症児 / 感覚特性サポート / 家族 / iPhoneアプリケーション開発 / 災害 / 支援者 / 地域生活 / 多職種 / アプリケーション開発 |
Outline of Research at the Start |
ASD児の多くが有する感覚特性は、児が生活を営む上でさまざまな場面で困難をきたし、生活に影響を及ぼしている。2014年から感覚特性の種類を分類・整理し、iPad用アプリのプロトタイプ(システム試作品)「YOUSAY」を本研究組織で開発した。本研究では、災害時に自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:以下ASD )児と家族と支援者をつなぐ感覚特性サポートアプリを開発し検証することである。そこで新たな情報提示のしくみを整えた感覚サポートアプリの開発が、災害時等の緊急時にASD児と家族と支援者間とで瞬時に情報共有が可能となるかを検証することである。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、災害時に自閉スペクトラム症(Autism Spectrum Disorder:以下ASD)児と家族と支援者をつなぐ感覚特性サポートアプリケーション(以下感覚特性サポートアプリ)を開発し検証することである。ASDの感覚特性にともなう日常生活の苦痛や困難は家族でも理解しがたい状況である。本研究組織は、2014年から感覚特性の種類を分類・整理し、iPad用のアプリケーションのプロトタイプ(システム試作品『YOUSAY(ゆうせい)』)を開発したが機能が十分ではなかった。そこで、本研究ではさらに情報提示のしくみを整えた感覚特性サポートアプリの開発をめざし、災害時や緊急時等にASD児と家族と支援者など多様な立場の関係者と検証していく必要があった。またシステム試作品で使用していた表現は、視覚、聴覚、嗅覚等の専門用語にしていたが、使用する本人や家族のわかりやすい表現として、「みる」、「きく」、「におう」、「味わう」などの表現に修正した。また、iPadから常に携帯できるようiPhone用のアプリに改良した。その際、iPhone画面の色については、過去の家族調査結果から暗い茶系の色は避け、ビタミンカラーやパステルカラーを中心に整えた。画面については、シンプルにして、優先順位項目など、個人が状況に合わせて自由に画面を選択でき、年代によって必要な項目を入れ替えることも可能にした。感覚特性の分類・保存・検索機能を充実させ、過去の保存データから、「感覚」、「場所」、「エピソード」項目から着目したい項目を検索でき、時系列の変化の確認を容易にした。新たなしくみとして、感覚特性のバランスを視覚的に捉えやすくするための「YOUチャート」を考案した。地域で暮らすASD児・者、家族、多職種の支援者を対象として、検証を進めていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2021年度開発アプリケーションの検証に向けて倫理審査承認後に協力施設の選定はできている。コロナ禍にともない協力施設への検証時期が延長されたため、当初の計画よりやや遅れているという進捗状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度にiPhone用の開発アプリ「YOUSAY」の検証を協力施設の多職種専門職に協力を得て、進めていく。開発アプリの画面の仕様、操作性、情報提示に関する内容について、モニター依頼に同意が得られた協力者に、継続的に開発アプリの利用状況を確認していく。2023年3月に開発アプリケーションの内容について倫理審査で承認され、試用に向けて準備を進めていく。また、開発アプリの内容や活用方法を示した小冊子を作成し、ASDの本人、家族、本人と家族を支援する専門職への検証を進めやすくする。関連学会において、情報提供しながら、当事者からの課題について情報収集していく。
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Report
(4 results)
Research Products
(10 results)