自閉スペクトラム症児の食に関する行動障がいへの支援法の開発
Project/Area Number |
19K02917
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09060:Special needs education-related
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Research Institution | Osaka Metropolitan University (2022) Osaka Prefecture University (2019-2021) |
Principal Investigator |
中岡 和代 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 講師 (90708017)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
丹葉 寛之 藍野大学, 医療保健学部, 講師 (30531652)
倉澤 茂樹 福島県立医科大学, 保健科学部, 教授 (40517025)
立山 清美 大阪公立大学, 大学院リハビリテーション学研究科, 准教授 (70290385)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 自閉スペクトラム症 / 食 / 行動障がい / 支援 / 特別支援教育 |
Outline of Research at the Start |
本研究は自閉スペクトラム症(以下、ASD)児の食に関する行動障がいへの支援法の開発を 目的としている。我々の先行研究で報告したASD児に特徴的な「偏食」「不器用・マナー」「食への関心・集中」「口腔機能」「過食」について支援が必要とする状態か否かを判断し、自閉症度、感覚特性、上肢機能、姿勢やバランス、環境等を評価し、行動障がいの要因を分析した上で支援法の開発を進める。研究Ⅰ~Ⅲで構成されており、研究Ⅰ:食に関する行動障がいへの支援法のプロトコル作成、研究Ⅱ:パイロットスタディの実施、研究Ⅲ:食に関する行動障がいへの支援法の効果検証を実施する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は研究Ⅰ:食に関する行動障がいへの支援法のプロトコル作成のための調査、研究Ⅱ:パイロットスタディの実施、研究Ⅲ:食に関する行動障がいへの支援法の効果検証で構成されている。 研究Ⅰでは、自閉スペクトラム症児の支援に携わっている専門職を対象にインタビューを実施し、食に関する行動障がいへの支援法のプロトコルを作成する。対面で予定していたインタビューをオンラインでのインタビューに変更しデータ収集を進めている。収集したインタビュー内容を偏食、不器用・マナー、食への関心・集中、口腔機能、過食、その他に分類し分析を進めている。 研究Ⅱでは、パイロットスタディの実施を予定している。2019年度に特別支援学校小学部に通う児童4名を対象に支援を試み一定の成果が得られた。 研究Ⅰの結果をまとめ、研究Ⅱを実施し、研究Ⅲへと進めていく予定である。 研究Ⅲについては研究協力施設から内諾を得ており一部データ収集および介入を進めている。研究ⅠⅡの結果をもとに支援法の効果検証を実施する。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染の影響を受け予定していたデータ収集が延期となっていたため、計画を半年~1年ほど遅らせて実施している。食に関する調査や介入となるため、感染状況などを鑑みながら感染対策を講じた上で進めている。
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Strategy for Future Research Activity |
食に関する調査や介入となるため、感染状況などを鑑みながら感染対策を講じた上で進める。
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Report
(4 results)
Research Products
(19 results)