IoT実践技術者育成のためのe-learningコンテンツの開発
Project/Area Number |
19K02992
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Anan National College of Technology |
Principal Investigator |
小林 美緒 阿南工業高等専門学校, 創造技術工学科, 准教授 (30462146)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 教育工学 / IoT / e-learning / 実践的技術者育成 |
Outline of Research at the Start |
IoT技術者の育成には、最先端技術に柔軟に対応できる高い応用力と、複数分野にわたる知識や技術を活用できる実践的技術力の涵養が重要である。本研究では、IoT実践技術者育成を目的としたe-learningコンテンツを開発する。制作難易度や使用されている技術について体系的に構成されたe-learningコンテンツを開発し、学生が自主的かつ実践的にIoT技術を習得できるようにする。e-learningコンテンツを構築後、学生のIoT技術力向上についての自己評価とe-learningコンテンツの改良点について調査し、より理解しやすく学びやすいIoT実践学習e-learningコンテンツへと進化させる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、IoT実践技術者育成を目的としたe-learningコンテンツを開発することである。IoT製品および事例の制作難易度や使用されている技術について体系的に構成されたe-learningコンテンツを開発し、学生が自主的かつ実践的にIoT技術を習得できるようにする。本研究の教育工学における独自性は、IoT技術者育成を目的とし、IoT製品および事例の制作難易度や使用されている技術について体系的に構成されたe-learningコンテンツを開発する点である。 2020年度は、これまで作成したIoT学習コンテンツをWeb上で閲覧できるように整備した。これまで、導入編、基礎編、応用編の構 成として、IoT学習コンテンツを分類していたが、使用するマイコンの種類ごとに分類し、マイコンの種類ごとに、導入方法、基本的な使用方法、応用したプログラムでの構成とし、項目ごとに難易度が上がる構成とした。構築した実習環境と作成したe-learningコンテンツに基づいて、本校4年生5名を対象に、7回のIoT実習を行った。 2021年度は、2020年度の研究成果をもとに、日本教育工学会研究会で「IoT技術習得を目的とした初学者向け実験実習コンテンツの構築」と題して口頭発表を 行った。同学会秋季全国大会(第39回)にて「MQTTを用いた初学者向けIoT実験実習コンテンツの構築」と題し、ポスター発表を行った。また、これまで既存のコ ンピュータにInfluxDBとGrafanaを連携させデータベースサーバとして使用していたが、コンピュータの処理能力が低く、複数名の同時アクセス時にサーバがダウンするなど不具合があったため、新たに汎用計算機を購入しサーバを構築した。並行して、e-learningコンテンツの整備を進めた。 2022年度は、以下の【現在までの進捗状況】で述べる理由により、主な進捗はない。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
2022年度は、研究代表者が所属する独立行政法人国立高等専門学校機構内における配置換えにより、主に従事する業務内容が変更となった (前所属は併任としている)。配置換え後の業務時間内での研究へのエフォートは0と定めてられている。2022年度当初、業務時間外において、研究推進を計画していたが、業務負荷が大きく、業務時間外での研究推進がかなわなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
2022年度が最終年度であったが、上記の理由により1年間の延長申請を実施した。さらに、研究代表者は、現状で2023年10月より2年間の海外派遣が内定している。その間、本研究を推進することが難しくなるため、研究中断を申請し、帰国後、研究を再開することを検討している。
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Report
(4 results)
Research Products
(4 results)