Project/Area Number |
19K03013
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Teikyo University |
Principal Investigator |
若山 昇 帝京大学, 法学部, 教授 (90439589)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宇都 雅輝 電気通信大学, 大学院情報理工学研究科, 准教授 (10732571)
宮澤 芳光 独立行政法人大学入試センター, 研究開発部, 准教授 (70726166)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 非認知的能力 / 計測 / ゲーム / 項目反応理論 / テスト |
Outline of Research at the Start |
本研究の目的は、非認知的能力を精度よく測定するための標準的かつ統一的なテストを作ることである。非認知的能力は「目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力」のことで、就活や社会生活においても重要とされている。非認知的能力を、自己申告による因子分析に頼らず、能力を最大限に発揮するテスト形式で測定するのは難しい。本研究では、研究代表者らがこれまでに得た知見の蓄積を基に、非認知的能力テストを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
1. 研究の概要:本研究の目的は、非認知的能力を精度よく測定するための標準的かつ統一的なテストを作ることである。非認知的能力は「目標に向かって頑張る力、他の人とうまく関わる力、感情をコントロールする力」のことで、就活や社会生活においても重要とされている。非認知的能力を、自己申告による因子分析に頼らず、能力を最大限に発揮するテスト形式で測定するのは難しい。本研究では、研究代表者らがこれまでに得た知見の 蓄積を基に、非認知的能力テストを開発する。 2. 研究方法:インストラクショナル・デザイン・モデル(ADDIE:Analyze分析→Design設計→Develop 開発→Implement実施→Evaluate評価)の手順で進める。各 手順においてもADDIEを実施し、 研究成果を随時学会・研究会で積極的に公表する。 3. 研究の遂行状況:これまでに、先行尺度・既存テストを分析・検討した。作問の方法を検討し、ゲームで非認知的能力を測定することを試みた。専門家(マンガ:竹内、ゲーム:立野他)の協力を得て、非認知能力を計測するゲームを開発してきた。 例えば、非認知的能力の一つを測定するため作業見積りの正確さ計測テストを開発し実施した。さらに、開発した計測ゲームに関する結果などを公表した。また、非認知能力の一つである交渉力を計測するための、シェアハウス・ゲームを開発して、既存の尺度との関係を調査し、分析・検討を行った。2023年度には、これまでの成果の一部を論文にして公表した。さらに、非認知能力の一つである相手の考えを推量するトランプゲームのアプリを開発し、実験により測定を試み、分析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
なぜなら、コロナ禍の影響はあるものの、おおむねには順調と考えられるからである。 2020年度から2022年度は、コロナ禍の影響のため、学生がが集合して行う対面形式の実験を実施することができなかったものの、実験自体はリモートで行うことができたから。また、2023年度は、学生が集合して対面形式による調査・実験を行うことができたからである。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度には非認知的能力の1つである相手の考えを推し量る能力を測定すべく、トランプゲームのアプリ化を行い、これを用いて調査・実験を行った。今後は、これまでの結果をもとに、非認知的能力に関する報告を学会などで行う。
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