リメディアル教育としての反転学習に対する不安に応じたファシリテーション技法の研究
Project/Area Number |
19K03068
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09070:Educational technology-related
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Research Institution | Kanto Gakuin University |
Principal Investigator |
吉田 広毅 関東学院大学, 国際文化学部, 教授 (40350897)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 晃 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 教授 (70364495)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | 反転学習 / リメディアル教育 / ファシリテーション / 学習不安 / 自律的学習 |
Outline of Research at the Start |
リメディアル教育では、実施体制等の整備と同じくらい、学習不安や自尊心などの学習者の心理面に配慮することが重要である。しかしながら、リメディアル教育としての反転学習において、学習者の不安を軽減し、自律的な学習を促す方策を検証した研究は、国内外を見回してもほとんどない。本研究はファシリテーターと呼ばれる、学習支援者の役割に注目し、リメディアル教育としての反転学習において、学習者が抱く不安に対応した効果的なファシリテーション技法を明らかにすることを目的とする。ファシリテーターの関わりにより、リメディアル教育としての反転学習における学習者の不安が軽減され、学習が促進されると予想される。
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Outline of Annual Research Achievements |
研究の第2年度であった2020年度に反転学習を2回試行するとともに、学習者に対するヒアリング調査をもとに、ファシリテーターの働きかけによってリメディアル教育としての反転学習に対する不安がいかに変容するかを探索的に検討することを予定していた。しかしながら、新型コロナウイルスの感染拡大により、試行実験を行うことを予定していた研究機関の授業がオンライン化され、これにより、反転授業の前提となる対面・集合での学習の機会が確保できなかった。そのため、反転学習の試行、そして学習不安の軽減に有効なファシリテーションの方策を検討することができなかった。 そのため、本来の研究最終年度である2021年度には、対面授業が実施できた春学期に反転学習およびそこでのファシリテーションを試行した。また、1年間研究期間を延長した2022年度には、反転授業を実践するとともに、そこでの学習者の学習不安や知覚された有用性、知覚された教材の使いやすさとの関係を検証した。 具体的には、研究の第4年度は、①反転学習との実践:4ヵ月(4~7月)、②学習の評価、改善:2ヵ月(8~9月)、③実践結果の分析:3ヵ月(10~12月)、⑤実践結果の考察:3ヵ月(翌年1~3ヵ月)という手続きで研究を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルスの感染拡大にともない、研究の第2年度であった2020年度に研究機関の授業がオンライン化されたことで、研究テーマである「反転学習」の要件としての対面・集合型の授業が実施できなかった。そのため、当初2020年度に予定して試行実験を1年遅れて実施する必要に迫られ、研究計画に遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルスの感染拡大により、研究計画に約1年の遅れが生じたことから、本研究の研究機関の再延長を申請した。そこで、第5年度である2023年度には、反転学習を実践するとともに、そこでのファシリテーションが及ぼす学習不安への影響を特性処遇交互作用の観点から検証する。そうすることで、反転学習における学習者の特定の不安に対応したファシリテーションの方策があることを明らかにしたい。
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Report
(4 results)
Research Products
(1 results)