高度な理解促進を目指す獣医学臨床手技映像教材の開発
Project/Area Number |
19K03156
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 09080:Science education-related
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Research Institution | Aichi Shukutoku University |
Principal Investigator |
藤田 良治 愛知淑徳大学, 創造表現学部, 准教授 (40515102)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高木 哲 麻布大学, 獣医学部, 教授 (50396305)
湯浅 万紀子 北海道大学, 総合博物館, 教授 (60182664)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 視聴覚教材 / 学習支援 / 学習メディア / 教育サービス / 映像制作 / 科学コミュニケーション / 博物館 / 遠隔授業 / 映像教材 / 教材評価 / 博物館映像学 / 映像配信 |
Outline of Research at the Start |
獣医学臨床の教育現場において活用する臨床手技の習得をテーマとした映像教材を開発し、これを視聴する学生を被験者として、視点、動き、解説、臨場感、映像の質や量といった観点から理解度に関する評価を繰り返し、「見てわかる」映像教材を制作する。さらに関係する教員らへのヒアリングも実施し、教材開発の過程で評価を繰り返すことで、「見てわかる」映像教材の基本要素を明らかにし、理解を促す仕組みを解明することが目的である。加えて、「見てわかる」映像教材を制作するためのマニュアルを作成することも目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、獣医学臨床の教育現場において活用する臨床手技の習得をテーマとした映像教材を開発し、これを視聴する学生を被験者として、視点、動き、解説、臨場感、映像の質や量といった観点から理解度に関する評価を繰り返し、「見てわかる」映像教材を制作する。さらに関係する教員らへのヒアリングも実施し、教材開発の過程で評価を繰り返すことで、「見てわかる」映像教材の基本要素を明らかにし、理解を促す仕組みを解明することが目的である。加えて、「見てわかる」映像教材を制作するためのマニュアルを作成することも目指す。映像教材を活用して教育効果を高める試みは教育機関だけでなく、企業経営、行政機関、国際機関等の多様な場面で行われるようになった。例えば、日本学術振興会が作成した「研究倫理eラーニング」教材は、研究倫理について映像を活用してインターネット上で学ぶシステムである。2020年初頭から新型コロナウイルスによる影響で教育機関の閉鎖が広まった。これによりオンラインで授業を再開する試みがなされた。今後も情報通信技術の発達とともに時間や場所の制限に縛られることなく、映像を活用した教育を受ける機会が増加すると考えられる。そのためマニュアルを作成しその効果については十分な検証を行う必要があると考える。2名の研究分担者を含めた3名体制で研究を行う。麻布大学で獣医学を研究する研究分担者とともに上記の教材を開発し、教育評価の研究と実践を積んでいる研究分担者とともに評価を繰り返す。いずれの研究分担者とも申請者は映像教材の制作とその評価の研究を進めてきた実績がある。本研究の評価から得られた結果に基づき「見てわかる」映像教材を制作するためのマニュアルを作成することで、科学映像だけでなく動きを理解する他分野での活用の可能性を探る。今年度は、撮影収録と受講生への映像配信を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
獣医学臨床手技の科目から内科、外科、麻酔科をテーマとした複数の臨床手技映像教材を制作する。これを麻布大学の臨床演習を受講する学生にインターネットを介して視聴してもらい、理解度に関する評価分析を行う。さらに、分析結果を臨床手技映像教材開発にフィードバックする。評価に関しては、被験者に対してのアンケートやヒアリングを実施し、理解度の詳細な分析を行う。主な評価項目は視点(見たいところが見える)、動き(手技演者や動物の全体と局所、時間の経過による変化)、解説(音声、テキスト、イラスト)、臨場感(現場の雰囲気、現場の音、光の当たり方)、映像の質や量(臨床手技映像教材の画質や長さ)である。これを繰り返し、「見てわかる」要素を抽出し、他分野にも応用できる映像教材開発のマニュアルを作成する。計画通り進行している内容としては、次の3つである。1,映像教材制作の検討:麻布大学で臨床手技映像教材の構成と撮影収録。2,映像教材配信方法検討:視聴する受講生への映像配信。3,映像教材挿入アニメーションの作成。計画未達成事項は次の1つである。1,評価方法の検討・評価項目の作成:受講生の理解度を評価する項目を検討しアンケートを作成。関係者へのヒアリング項目を検討し、実施時期を決定。理由としては新型コロナウイルスによる移動自粛が広がり映像教材の作成が滞ってしまったため、前年度に続き研究計画通り進まない状況である。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究では理解度の向上に焦点をあて、映像教材を制作する過程で留意すべきポイントを明らかにし、それらが視聴者の理解度に与える影響を解明する。映像教材制作:前年度に引き続き、臨床手技映像教材を制作する。 配信:臨床手技映像教材を麻布大学の受講生にインターネット上で配信する。評価方法の検討・評価項目の作成:受講生の理解度を評価する項目を検討しアンケートを作成する。関係者へのヒアリング項目を検討する。実施時期を決定する。 評価:受講生にはアンケート評価を行い、映像制作に携わった教員等関係者へはヒアリングを行う。「見てわかる」要素を抽出する。
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Report
(4 results)
Research Products
(2 results)