児童期における関係特性的な「怒り」・「悲しみ」理解と調整の発達
Project/Area Number |
19K03258
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 10020:Educational psychology-related
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Research Institution | Shiraume Gakuen University |
Principal Investigator |
江上 園子 白梅学園大学, 子ども学部, 准教授 (10451452)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三浦 優生 愛媛大学, 教育・学生支援機構, 准教授 (40612320)
久津木 文 神戸松蔭女子学院大学, 人間科学部, 教授 (90581231)
冨田 享子 (神井享子) 愛媛大学, 教育学部, 講師 (70908920)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥3,770,000 (Direct Cost: ¥2,900,000、Indirect Cost: ¥870,000)
Fiscal Year 2023: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2022: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 児童期 / 怒り / 悲しみ / 関係特性 / 感情理解 / 感情調整 / 感情表出 / 情動理解 / 情動調整 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,児童期における情動理解と調整の発達について「怒り」と「悲しみ」に焦点を当てて縦断的に検討するものである。とくに情動理解・調整における関係特性的要因に着目し,児童の養育者(父親と母親)・教師・親友・仲間・架空人物を想像させ,「怒り」や「悲しみ」が生じる日常的なシナリオ刺激を呈示し,その場面において自他が抱く情動を問う実験と,生じた情動を自分が「誰に対して」・「どのように」調整するのか(しないのか)について説明を求める面接を行うものである。小学校2年生約80名(男女各40名ずつ)に協力を依頼し,同じ対象者に5年生まで一年に一度ずつ,計4回にわたってデータ収集を行う縦断研究を予定している。
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Outline of Annual Research Achievements |
当初の研究計画は、「怒り」と「悲しみ」の関係特性的な感情理解と感情調整について、2年生の開始時期から1年に一回のデータ収集を行い、それを5年生のときまで継続するというものであった。しかしながら、協力児童が3年生・4年生の時期にコロナ禍の状況下で対面での実験データ収集が困難となった。そのため、今年度は2年生のとき以来、5年生になった児童へのデータ収集となった。データ収集は東京と愛媛で合わせて30名弱の収集ができた。今後、分析を行い結果をまとめていく次第である。 その他、学会時にプロジェクトメンバーで打ち合わせを行い、当該年度以降の研究のアウトラインを確認することができた。2023年度は、小学3年生の新たなコホートを対象に、オンラインでの実験を行う予定である。協力児童については、2024年度にも引き続きデータを収集する計画を立てている。 さらに、当該年度は学会発表のみならず、本プロジェクトにかかわる論文を執筆することができ、それが査読付き雑誌にアクセプトされたことも研究の成果として挙げられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
研究機関初年度にデータ収集した2年生が5年生となり、追跡データ収集を30名程度に行うことができた。加えて、予備実験のデータの一部を論文としてまとめて学内紀要に投稿し、査読を受けたのち、採択された。
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Strategy for Future Research Activity |
2年生のときと5年生のときのデータ収集は行えたが、3年生のときと4年生のときのデータ収集がコロナ禍によって行えなかった。そのため、3年生から4年生までの縦断的なデータ収集を別コホートで行うこととする。現在のところ、感染の状況や場所を問わずに実施できる遠隔でのデータを収集を行う予定でいる。
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Report
(4 results)
Research Products
(6 results)