生体物質由来治療薬としての母乳及び羊水エクソソームの有用性
Project/Area Number |
19K08263
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 52050:Embryonic medicine and pediatrics-related
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
吉村 文 藤田医科大学, 病態モデル先端医学研究センター, 講師 (90466483)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 羊水 / ラット / エクソソーム / 母乳 / 神経 / トランスジェニックラット |
Outline of Research at the Start |
細胞外小胞顆粒であるエクソソームは、体液中に分泌されることで遠く離れた組織や細胞にまで情報を伝達することができる。妊娠や出産によって一時的に作成される母乳や羊水はいずれも胎児と新生児の健全な発育に不可欠であり、その中に存在するエクソソームが子の発育に重要な役割を担っている可能性は高い。外部環境に対して安定した構造を保つエクソソームは治療薬としての活用が期待されている。申請者は、母乳および羊水中に分泌されるエクソソームの成分解析及び受け手となる細胞との関係性を検証することで、子の発育に関わるエクソソームの存在、生体物質由来治療薬としてのエクソソームの有用性につなげることを本研究の目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本年度は、ラット羊水由来エクソソームを簡便に回収するための方法について検討を行った。また、野生型ラットから回収した羊水エクソソームはPKH26等で標識する必要があるが、細胞への取り込みの際の影響を比較するため、系統維持している蛍光標識されたエクソソームを分泌するトランスジェニックラットからの羊水採取を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
所属施設の管理業務等により遅れが生じている。
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Strategy for Future Research Activity |
培養細胞への添加実験を行い、後から標識したエクソソームと体内で標識されたエクソソームの細胞への取り込みと影響について検証を行う。
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Report
(4 results)
Research Products
(4 results)