Project/Area Number |
19K08501
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 53020:Cardiology-related
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Research Institution | Osaka Medical and Pharmaceutical University |
Principal Investigator |
神崎 裕美子 大阪医科薬科大学, 医学部, 准教授 (80445999)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
伊藤 隆英 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (00319550)
宗宮 浩一 大阪医科薬科大学, 医学部, 非常勤講師 (20319544)
星賀 正明 大阪医科薬科大学, 医学部, 教授 (90309154)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2019: ¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
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Keywords | 心臓MRI / 心筋症 / 心不全 / 心機能 / T1mapping / ストレイン |
Outline of Research at the Start |
本研究では、心臓MRIによるマルチマッピング(T1・T2・T2スター)および 心機能ストレイン解析データと、心臓MRIの遅延造影および他のイメージングモダリティ (FDG-PET、SPECTなど)や心筋生検から得られる病理組織学的所見の対比さらに、フォローア ップ期間中のイベント発生の有無、生命予後との関連を解析し、心筋症患者における新たな 心臓MRIの有用性について検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
心不全に対する治療は、薬物・非薬物療法の両面で大きな進歩を遂げてきた。しかし、さらなる早期診断や患者個別の状況を考慮した治療の必要性が浮き彫りになってきた。特発性心筋症や二次性心筋症などの心筋症の鑑別や、病態の経時的な観察のためには、侵襲性の低い検査が求められます。これまでは組織採取に伴うリスクや放射線被曝、造影剤の投与が必要でしたが、これらを回避しながら高精度の画像を得るためには、MRIが有望な選択肢となっている。 本研究では、心臓MRIを用いたT1マッピングと心臓MRIの遅延造影を行い、フォローアップ期間中にイベントが発生したか否かや生命予後との関連性を解析した。心筋症患者における新たな心臓MRIの有用性について検討し、患者の身体的負担を軽減しつつ、より多くの情報を得ることができる検査方法の開発につなげることを目指しました 今年度は、心不全患者における肝臓のT1マッピングがうっ血の指標となる可能性を示すために、症例報告の投稿を行い、また右心カテーテルを施行した100例の解析を行い、それに関する論文の投稿を行い、さらに、肥大心においてストレイン解析解析結果とマッピングデータとの関連性、および鉄代謝とT2スターの関連性についての解析を進めました。また予後調査を行いました。それらの成果を米国の循環器学会で報告した。 これらの研究成果は、心不全に対する診断と治療の向上に貢献するだけでなく、患者の負担を減らし、より効果的かつ個別化されたアプローチを開発する上で重要な情報となることが期待される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究当初コロナ関連で症例数が減ったことが、開始が遅れたことと、途中解析ソフトが数度壊れ修理がながびいたことが度々あった。
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Strategy for Future Research Activity |
解析はほぼおわっているので、データの穴埋めおよび論文作成を1年をかけ行う予定である。
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