Project/Area Number |
19K10175
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57040:Regenerative dentistry and dental engineering-related
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Research Institution | Kanagawa Dental College |
Principal Investigator |
齋田 牧子 神奈川歯科大学, 歯学部, 講師 (70612943)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 顎骨壊死 / 酸化ストレス / 活性酸素 / 抗酸化 |
Outline of Research at the Start |
本申請者は、筑波大学 長崎研究室と連携し、ナノレドックス粒子 (レドックスインジェクタブルゲル: RIG) の局所的抗酸化用が歯周病モデルに対する抗炎症・及び歯槽骨吸収抑制の治療効果を示すことを証明した。これらの基盤を軸とし、本研究においては、抗酸化と局所特異性の特性を兼ね揃えた斬新的なポリマーを作製する。そして、顎骨壊死モデルにおける RIG の抗炎症・抗酸化効果をメカニズムと共に明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
我が国は、超高齢社会を迎え、骨粗鬆症薬の服用患者が劇的に増加している。本研究の目的は、顎骨壊死に対する新規歯科治療法の確立である。骨粗鬆症薬の服用患者は、抜歯等の外科処置を行った後、顎骨壊死を引き起こす可能性が高い。しかし、この顎骨壊死に対する治療法は確立されていない。本研究は、顎骨壊死に対し、抗酸化療法という新たな治療法を開発することが目的である。申請者らは、ナノレドック粒子の抗酸化作用によって歯周炎やインプラント周囲炎を治療する方法を報告してきた。ナノレドックス粒子は、(1)炎症因子を促進させる過剰な ROS を消去(抗酸化)する、(2) 口腔内の温度変化によるゾルゲル反応を利用し、操作性を維持しながら顎骨壊死の病巣組織に浸透した後に停滞性を発揮する(局所特異性の向上)、これらの特性を兼ね揃えた斬新的なポリマーを作製した。そして、顎骨壊死モデルにおけるナノレドックス粒子の抗炎症・抗酸化効果をメカニズムと共に明らかにすることを本研究の目的とする。この方法を発展させ、顎骨壊死に対する抗酸化療法の可能性の検討に着手する。顎骨壊死は、原因不明であり、治療法が確立されていないが、病巣に活性酸素種が生じている。そこで、体温下でゲル化することで、局所的かつ効果的に活性酸素種を消去するナノレドックス粒子を設計し、その治療効果の検証を始めた。この新たな治療方法の開拓は、既存の対症療法とは異なり、患者に有用な治療法の基盤創出が期待される。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度は、モデルを作製し、ナノレドックス粒子による顎骨壊死モデルに対する抗酸化を検討した。次年度は、そのメカニズムについて検討していく予定である。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、ナノレドックス粒子 による抗酸化作用の評価及びメカニズムについて評価していく予定である。In Vitro では、ナノレドックス粒子による歯骨細胞及び歯肉線維芽細胞の挙動を再検討する。In Vivoにおいては、顎骨壊死モデルの疾患部位における酸化の再検討を行う。そして、そのメカニズムについて追及していく。
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Report
(4 results)
Research Products
(1 results)