Project/Area Number |
19K10206
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 57050:Prosthodontics-related
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
岡崎 洋平 広島大学, 病院(歯), 助教 (00706898)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
阿部 泰彦 広島大学, 医系科学研究科(歯), 准教授 (00253097)
吉原 久美子 国立研究開発法人産業技術総合研究所, 生命工学領域, 主任研究員 (90631581)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 抗菌 / 歯科用接着剤 / 塩化セチルピリジウム / モンモリロナイト / 接着 / 再生 |
Outline of Research at the Start |
新規無機系抗菌剤「CPC担持モンモリロナイト(CPC-Mont)」を応用させ、新規抗菌性接着システムを開発する。CPC-Montの含有率の検索、歯科材料学的検証、細菌学的検証を経て、接着性レジンセメントやコンポジットレジンにおけるプライマー/ボンディング剤への展開を検討する。また,抗菌活性能が低下した場合を想定し,CPC含有洗口剤に浸漬させることで,抗菌性接着システムの抗菌活性の再生させるという,抗菌活性を継続的応用可能な抗菌性接着システムを開発する。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,「抗菌活性を再生できる新規抗菌性接着システムの開発」である。申請者らが開発した無機系抗菌剤「塩化セチルピリジウム担持モンモリロナイト(CPC-Mont)」は,抗菌活性を再生する機能を有しており,開発中のCPC含有洗口剤と組み合わせることで,抗菌活性の永続性を可能にするものと考えた。 初年度は、①CPC-Mont至適含有率の材料学的検証および②CPC-Mont至適含有率の細菌学的検証から至適CPC-Mont含有率を決定した。CPC-Mont含有接着剤の至適濃度は,有効濃度1および3wt%であることが示唆された。 令和2年度は、③長期蒸留水中浸漬後の抗菌活性の検証および④CPC含有溶液中浸漬後の抗菌活性の検証から抗菌性接着システムの抗菌活性の消失と再生について明らかにするために、③試料作製はコントロールおよびCPC-Mont含有接着剤を光硬化させ、円板試料(直径0.7mm、厚さ2mm)とし、CPC溶出量をICP発光分光分析装置を用いて測定し、抗菌試験により、抗菌活性の消失を検証する。④CPC含有溶液に浸漬後、同様のCPC溶出量の測定および抗菌試験により、抗菌活性の再生を検証する。と立案していた。 しかしながら、コロナ禍となり、共同研究施設として予定していたベルギー王国KU Leuvenでの材料試験が困難となり、また、CPC-Montの製造および供給が困難となったため、計画を大きく変更せざるを得なかった。
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Report
(2 results)
Research Products
(2 results)