Project/Area Number |
19K10597
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58020:Hygiene and public health-related: including laboratory approach
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
西條 清史 金沢大学, 医学系, 教授 (00178469)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
出村 昌史 金沢大学, 医学系, 准教授 (00507080)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
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Keywords | プロモーター / GATA3 / KLKs / SPINK5 / レポーター / 表皮の分化 / 基本転写因子 |
Outline of Research at the Start |
分化誘導を行う/行ないkeratinocyte培養細胞間で差の認められるmRNAを同定し、 分化誘導の違いのあるeratinocyte培養細胞間で差の認められるmRNAを同定する。同遺伝子発現蛋白は骨芽細胞分化の責任遺伝子と考えられ、培養骨芽細胞に転写因子・作業蛋白のmRNAsを導入、knock downすることで生じる機能変化を同定する。皮膚3次元モデルから、表皮本来各層; 基底層、有棘層、顆粒層、角質層から分離・摘出したmRNAs解析し、遺伝子の意義を特定する。細胞での機能、遺伝子導入による転写因子・作業蛋白の活性化・不活性化による表皮分化促進・抑制で細胞間での認識の違いも明らかにできる。
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Outline of Annual Research Achievements |
長さの異なるKLKs・SPINK5のプロモーターおよびGATA3のプロモーターをPCR増幅し、ルシフェレースレポーターシステムに組み込んだクローンを作成した。最長 2000baseから最短100baseまで、各10クローンを得ている。GATA3のプロモーターは2箇所想定されているので2種をL、Sと命名した。また、活性部位をTFSERCH検索し、活性部位と想定された範囲を欠くクローンを2000baseクローンにあわせて作成した。各プロモーターにより想定される活性部位が異なり、例えばKLK11は GATA1、GATA2、GATA3のいずれもが検索されるが複数箇所あり残念ながら欠落させられなかった。SP1などの主要転写因子は複数箇所存在することが多く、欠落させられないのが残念であった。HSF-2のような1箇所しかない場合やMZF-1の様に近接する2箇所の時はまとめて欠落させた。検索結果の分析に相当の時間を要した。欠落クローンは多岐にわたり、個数も異なる。これらのクローンを皮膚培養細胞NKT1と対照用に骨芽細胞MCH3T3-E1に導入し、発現量の変化の測定を開始した。多くのクローンの作成に時間がかかり、ルシフェレース活性を測定できだしたところで、有効な長さや活性部位の特定には至っていない。また、GATA3を発現させる真核細胞発現ベクターpcDNA3に組み込み、上記2種の細胞に導入した。観察を1週以上行ったが、形態的変化は認められなかった。対象としている酵素群値にも値の変化は認められなかった。 2020年度4月は数年前に罹患した脳梗塞の後遺症と思われる特に右手右脚に震えが生じ、pipetの詳細な操作や、パーソナルコンピューターの操作に不具を生じ休職していたが、回復が思わしくなく、4月末をもって退職した。
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