ペイシェントアドボカシーの実践を支える心理的安全性の高い環境づくりガイドの開発
Project/Area Number |
19K10775
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Konan Women's University (2020-2021) Kobe City College of Nursing (2019) |
Principal Investigator |
大澤 歩 甲南女子大学, 看護リハビリテーション学部, 講師 (70780948)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石原 逸子 神戸市看護大学, 看護学部, 名誉教授 (30221071)
稲垣 聡 神戸市看護大学, 看護学部, 助教 (70785451)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2022-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2021)
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Budget Amount *help |
¥3,510,000 (Direct Cost: ¥2,700,000、Indirect Cost: ¥810,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
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Keywords | 心理的安全性 / Speak Up / Speaking Up / speak up / ペイシェントアドボカシー / 倫理的看護実践 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、組織行動学の分野で注目されている心理的安全性という概念に着目し、ペイシェントアドボカシー(患者の権利擁護)の実践におけるチームの心理的安全性の様相を明らかにする。そのうえで、チームの心理的安全性を高めるような看護管理者のかかわりや専門看護師の介入スキルを明らかにし、心理的安全性の高い環境づくりガイドを作成する。医療チームにおいて心理的安全性の高い環境づくりを実践することは、ペイシェントアドボカシーをはじめとする倫理的看護実践を促進することにつながり、医療チームによる「患者の意向に沿った医療の提供」を実現することが期待できる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、看護師のペイシェントアドボカシーの実践を支える心理的安全性の高い環境づくりガイドを開発することである。2021年度は、2020年度から取り組んできた心理的安全性の概念分析について継続して取り組んだ。研究代表者および研究分担者2名の3名でDiscussionを重ね、先行要件・属性・帰結に分類された事柄をカテゴリーに整理した。 先行要件としては、リーダーシップの特徴、働く環境、組織における関係性の3つのカテゴリーが抽出された。 属性としては、社会関係的な因子、信念の共有のような他者との関係性における認識などが抽出された。 帰結としては、コミュニケーションの改善、相互支援の関係を前提にした個人やチームとしての行動化(take action)、声をあげること(speak up)への後押し、ケアの質と安全性の改善、エラー報告の推進が抽出された。 これらの結果を研究論文としてまとめ、結果をもとに、臨床現場の看護師を対象にしたインタビューガイドを作成する予定であったが、研究代表者の健康上の理由により、研究活動が中断している状況である。
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Report
(3 results)
Research Products
(1 results)