Project/Area Number |
19K10829
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58050:Fundamental of nursing-related
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Research Institution | Fukuoka Prefectural University |
Principal Investigator |
永嶋 由理子 福岡県立大学, 看護学部, 教授 (10259674)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
於久 比呂美 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (10512022)
藤野 靖博 福岡県立大学, 看護学部, 講師 (20405559)
江崎 千尋 (宮崎 千尋) 福岡県立大学, 看護学部, 助教 (40782975)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
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Keywords | 看護技術 / 眼球運動 / 血圧測定 / 熟達形成 / 促進要因 / 視線 / 熟達化 / 視線の変化 / 思考 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、看護技術の熟達化過程(熟達化とは:安定して行為が達成されている側面と、状況の変化にきわめて柔軟に対処する側面の2つの特徴がある。本研究では「手際のよい熟達」と「適応的熟達」に大別)に至るまでの過程に着目し、その過程で起こる身体的動作の向上及び視線の変化(視線の変化を無駄な視線の減少と捉え、以降「視線の合理性」と定義する)に随伴して起こる思考と感情の変化を、熟達者と初学者を心理学的及び科学的な視点から比較検証し、その影響要因を検討することにある。併せて、看護技術の熟達化を促進させるために必要な教育方略を提案する。
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Outline of Annual Research Achievements |
看護実践能力の強化が求められて久しいが、実践能力向上に向けた取り組みへの課題は山積みであり、有効な方略や成果が出せない現状にもある。しかし複雑化・多様化する医療において、看護師に求められるのは看護の質である。最先端医療から在宅医療に至るまで、多様なニーズをもつ患者に柔軟に対応し、適切な看護ケアを導き提供できるためには、高度な看護実践能力を身につけることが必要不可欠である。複雑多様化する健康問題への最適な看護ケア提供を実現させるためには、認知心理学の領域で特に「適応的熟達」といわれるレベルの看護技術の習得が重要となる。このレベルは、実践を通して構成された概念的枠組によって、問題状況の変化に柔軟に対応し適切なスキルの実行を導くことができることであると定義している。しかし初学者や新卒者にとって「適応的熟達」に至るまでにはかなりの時間が必要となってくるが、熟達を促進させることが可能となれば、より多くの看護師の質は高まり患者への還元も大きなものとなる。そこで本研究は熟達に至る過程に着目し、その過程で起こる身体的動作の向上及び視線の変化(視線の変化を無駄な視線の減少と捉え、以降「視線の合理性」と定義する)に随伴して起こる思考と感情の変化を、熟達者と初学者を心理学的及び科学的な視点から比較検証し、その影響要因を検討するを目的としたものである。 しかし、今年度実施予定であった身体的動作の向上(眼球運動を捉える)を検証するための実験について、新型コロナウイルスにより昨年に引き続き、初学者の学生や臨床の看護師など研究協力者を募ることが困難となったことから、文献検討を中心に実験方法について再考を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルスが第7派まであったことで、実験の時期を定めても感染拡大と重なるなど協力を募る時期も非常に難しかった。また看護学生や医療従事者を研究協力者としているため、協力することや実験を実施することにより慎重にならざるを得なかった。また、この実験は眼球運動を捉えることなど身体に直接触れることなどもあり、コロナ禍での実験を躊躇する協力者もいたことから、実験を中止するに至った。そのため、当初の計画から大幅に遅れてしまった。
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Strategy for Future Research Activity |
2023年度については、新型コロナウイルスの感染状況も落ち着くと推察されるため、実験実施の年度として、より積極的に計画実施のための行動をとっていく予定である。また、眼球運動についての機器購入を業者と4月下旬に話し合うことになっており、そこで実験方法についてもアドバイスを受ける予定である。
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