Project/Area Number |
19K10861
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Kitasato University |
Principal Investigator |
松原 康美 北里大学, 看護学部, 准教授 (10779010)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
小坂 愉賢 埼玉医科大学, 医学部, 客員准教授 (50337953)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | がん性創傷 / におい対策 / 在宅版マネジメントモデル / におい |
Outline of Research at the Start |
がん性創傷とは、腫瘍が皮膚に転移または浸潤して体表面に露出した創傷である。特有の局所症状である「におい」は、患者の8割以上が経験し、自尊心の低下、社会的孤立をまねき、QOLが著しく低下する。においの管理は重要だが、薬剤治療や消臭剤だけではコントロールできず、試行錯誤しているのが現状である。 本研究では、がん性創傷のにおいに関する在宅版マネジメントモデル(患者用および医療従事者用の2種類)を構築する。研究の方法としては、がん性創傷をもつ患者とそのケアを担う医療従事者の実態調査を基に複数の専門家で検討し、局所管理、環境管理、心理的ケアをふまえた在宅で容易に活用で在宅版マネジメントモデルを構築する。
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Outline of Annual Research Achievements |
自壊創の臭い管理において皮膚・排泄ケア認定看護師が必要と考える実践内容と困難と感じた経験を明らかにすることを目的とし、12名の皮膚・排泄ケア認定看護師へのフォーカスグループインタビューを実施した。その結果、自壊創の臭い管理で必要な実践内容として、臭い対策の要は洗浄であり、創部の状態や変化および環境によって創被覆、パウチング、外用薬の使用、空間消臭と消臭剤を取り入れることの必要性が明らかになった。自壊創の臭い管理における困難経験には、自壊創が怖くて見られない洗えない患者のセルフケア指導、出血や痛みがあり洗浄できない、頭頸部・口腔・会陰部の自壊創、患者と医療者の痛みの感じ方が異なることがわかった。本研究の結果を参考にがん性創傷のにおい管理に関するマネジメントモデル案を作成できると考えている。 乳がん患者のがん性創傷の揮発性臭気物質として、硫黄化合物,脂肪酸,アルデヒド類等が検出され、消臭スプレーの有効性に関する分析結果について論文投稿中である。また、訪問看護師および訪問診療医師を対象に、訪問看護および訪問診療において苦慮する内容とその相談先に関する実態調査を行った。その結果、がん性創傷は苦慮する内容の上位を占めており、専門の看護師によるコンサルテーションのニーズが高いことが明らかになった。 今後はがん性創傷のにおい管理に関するマネジメントモデル案を作成し、在宅医療の現場で活用して患者および看護師の評価を得る予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
がん性創傷のにおい管理に関するマネジメントモデル案を作成する予定であったが、研究者の職場の異動があり、研究結果の分析、マネジメントモデル案の作成が遅れた。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は研究成果に関する論文投稿、外来や在宅で活用できるがん性創傷のにおいに関するマネジメントモデル案を作成する予定である。
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