地域在住要介護高齢者の多角的視点による新たな転倒予測指標の開発
Project/Area Number |
19K11285
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 58080:Gerontological nursing and community health nursing-related
|
Research Institution | Seirei Christopher University |
Principal Investigator |
吉本 好延 聖隷クリストファー大学, リハビリテーション学部, 教授 (60627371)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
田中 守 中部大学, 応用生物学部, 講師 (00612350)
坂本 飛鳥 西九州大学, リハビリテーション学部, 講師 (90758715)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥3,250,000 (Direct Cost: ¥2,500,000、Indirect Cost: ¥750,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
|
Keywords | 要介護高齢者 / 転倒 / 予測因子 / 高齢者 / 慢性疼痛 / 睡眠障害 / 要介護 / 予測 / 地域 |
Outline of Research at the Start |
脳卒中者の転倒を予測する指標の有効性を調査した我々の先行研究では、バランス能力と歩行能力の評価を組み合せた指標によって、転倒が予測できることを明らかにしたが、転倒予測指標の精度は不十分であり、適応も一部の対象者のみに限られていた。本研究では、①バランス能力、歩行能力、転倒恐怖感、身体活動量、栄養状態、服薬状況など様々な転倒予測因子を多角的に検証して、転倒予測指標の精度を向上させる、②脳卒中者や認知症者など一部の対象に限らず、様々な疾患・症候を有する要介護高齢者を対象にすることで、従来の転倒予測指標では適応できなかった、多くの要介護高齢者に適応可能な新たな転倒予測指標を開発する。
|
Outline of Annual Research Achievements |
在宅要介護高齢者の転倒予測因子を検証している。2022年度は、2021年度から引き続き、症例数の確保、ベースラインデータの測定、1年間の追跡調査後のアウトカムの測定などを行った。2022年度は対象施設の職員と利用者にコロナ感染が生じ、施設利用および研究を中断せざるを得なかったため、症例数の確保が困難であった。また、1年間の追跡期間内での離脱者が複数認められた。現段階での解析対象者数は120名程度であり、予定していた解析対象者数に及ばないが、中間解析を行うと、当初の予定通り、慢性疼痛や睡眠障害などの因子が転倒に関連する傾向を認めており、解析対象者数の少なさが結果に影響を及ぼす可能性は少ないと考えられた。
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年度は対象施設の職員と利用者にコロナ感染が生じ、施設利用および研究を中断せざるを得なかった。また、新規利用者の受け入れも困難となり、症例数の確保が困難であった。1年間の追跡期間内での離脱者が複数認められたため、予定していた解析対象者数に及ばなかった。
|
Strategy for Future Research Activity |
2023年度は引き続きデータ測定を行いながら、最終解析を行い、結果の公表を行う予定である。
|
Report
(4 results)
Research Products
(44 results)