Project/Area Number |
19K11493
|
Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
|
Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
|
Research Institution | Okayama Prefectural University |
Principal Investigator |
綾部 誠也 岡山県立大学, 情報工学部, 教授 (80407238)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
熊原 秀晃 中村学園大学, 栄養科学部, 教授 (40389367)
石崎 聡之 芝浦工業大学, 工学部, 教授 (60321395)
|
Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
|
Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
|
Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
|
Keywords | サッカー / フットボール / GPS / GNSS / エネルギー消費量 / 位置情報 / 間欠的運動 / 酸素摂取量 / 加速度 / エネルギーコスト / スプリント / METs / 人間工学 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,位置情報を活用して,間欠的かつ強度可変の運動形態を考慮したスポーツ活動中のエネルギー消費量の推定法を開発する.位置情報を活用した移動形態の連続性に基づく動作判別アルゴリズムにより,急加速・急減速や方向転換などによるエネルギー消費量も考慮に入れた推定法を開発する.位置情報は,普遍的情報であるため,赤外線法や映像分析法にも応用できる汎用性に富んだ成果を得られることが期待できる.本研究の特徴の1つは,エネルギー消費量を安静時代謝量,ウォームアップの影響,スポーツ活動,回復期に分けて,精度高く評価されたスポーツ活動の正味のエネルギー消費量を妥当基準とすることである.
|
Outline of Annual Research Achievements |
2022年度は,主として,データ取得とこれまでに得られたデータの分析と成果発表を行った. これまでに行なったデータについて,継続したデータの採取と分析を行なった.対象は,プロサッカー選手の公式戦のデータであった.対象者は,90分間の試合にフル出場したフィールド選手に限定した.全ての選手は,Global Positioning Systemにより10Hzでの位置情報を取得した.得られた位置情報から,移動距離,移動速度,加速減速,走方向などを分析した.加えて,全ての出場選手の分析により,チームの重心,面積,左右位置,前後位置,スプリント数,スプリント人数などを得た.合わせて,20fpsにて試合中の映像を取得した.映像分析により,データは,前半後半,攻撃・守備などに分類された.サッカーの選手達成に伴う分析として,1秒毎のサッカーのイベントを評価した.イベント発生時の位置情報分析を行なった.これらの情報は,天候,順位,対戦相手,得失点状況などにより調整して分析した.サッカーのエネルギー消費量は,安静時とウォームアップの計測値を除いて評価した.従属変数をエネルギー消費量とした重回帰分析の結果,ウォーキング(秒),ジョギング(秒),中強度ランニング(秒),高強度ランニング(秒)の関与を確認した.サッカーの試合中の動作は,直接的かつ連続的な動作でなく,切り替えし,角度変換,また,間欠的様式によって構成されるため,平均的速度や最大速度でなく,加速度や減速度の一定値以上の回数の貢献が認められた.
|
Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染拡大における社会状況と感染予防にかかり,スケジュールの見直しが必要となった.
|
Strategy for Future Research Activity |
2023年度は,最終年度であり,これまでに得られたデータの分析と成果発表を行う. データの分析と成果発表は,学会発表と学術雑誌での論文発表を行う予定である.
|