Project/Area Number |
19K11623
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59030:Physical education, and physical and health education-related
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Research Institution | National Institute of Fitness and Sports in Kanoya |
Principal Investigator |
山田 理恵 鹿屋体育大学, スポーツ人文・応用社会科学系, 教授 (60315447)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,420,000 (Direct Cost: ¥3,400,000、Indirect Cost: ¥1,020,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 文化資源 / 地域開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究では、1)学校運動会種目や教材として実践されている伝統打球戯や地域の伝統芸能、2)地域の史実や地域に伝わる説話に基づき考案された学校運動会種目やスポーツ・イベント、伝統行事、3)伝統武道・なぎなたの普及活動、などの事例に着目し、現地調査と資料収集を行い、それらの実態から地域の活性化や発展における文化資源の意義を明らかにする。またそれを通して、 スポーツを通じた地域開発からみた文化資源の継承・活用法を考察する。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和5年度においても、継続して、地域の歴史的事実や地域ゆかりの人物に由来する、その地域に固有のスポーツ・イベントや伝統的運動文化について、資料収集、現地調査、参与観察を行い、それらの地域開発における意義と課題について考察した。さらに、地方自治体およびその住民の特色ある取り組みや活動に着目し、研究を進めた。 地域にゆかりの人物に由来するイベントでは、定期交流戦として毎年1回交互に開催される「中馬野球大会」と「の・ボール大会」について、継続して資料・情報収集を行った。また、令和5年度の定期交流戦として、「中馬野球大会」が中馬庚ゆかりの徳島県立脇町高等学校グラウンドにおいて開催され、その現地調査を行うとともに、始球式を担当し、参与観察を行った。 また、地域の歴史的事実に基づいて地域住民によって企画されたイベントである「北灘ワンデリング大会」や薩摩の伝統的運動文化であるハマ投げについても、継続して現地調査および参与観察、資料収集を行った。 さらに、日本の自治体で初めてとなる野球推進のための課(「野球のまち推進課」)が設置された徳島県阿南市の「野球のまち」推進事業を支援する女性市民有志の活動について、関係者との意見交換、インタビュー・アンケート調査、現地調査および資料収集を進め、スポーツを通じた地域開発の観点から検討した。 得られた資料に基づいて考察を行い、研究成果の一部を学会大会で発表した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
令和5年度においても、継続して資料収集と分析・考察を進めるとともに、コロナ禍で開催されていなかったスポーツ・イベントにおける現地調査および参与観察を行い、データを蓄積した。また、研究を進めるなかで、当初の計画に加えて、地域の特色ある取り組みや活動の事例について現地調査やインタビュー・アンケート調査の一部を実施することができた。得られた資料については、整理・分析し考察した。 以上の点から、研究の進捗状況は、おおむね順調であるといえる。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度は、研究期間の最終年度となる。これまでに残された現地調査および参与観察、資料調査、関係者へのインタビュー・アンケート調査を実施するとともに、本研究で得られた資料を整理・分析する。そして、それらの成果に基づいて、スポーツを通じた地域開発の観点から、地域の歴史的事実や地域ゆかりの人物に由来するスポーツ・イベント、地域の特色ある取り組みや活動、地域に固有の伝統的運動文化の有用性と可能性について考察するとともに、それを通して地域の文化資源の活用法について検討し、研究全体の総括を行う。また、研究成果をとりまとめ、学会大会や学会誌等において発表する。
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