A Clinical Study of Nutrition for the Prevention of Vitamin B1 Deficiency in the Elderly
Project/Area Number |
19K11722
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | Saitama Medical University |
Principal Investigator |
大西 秀樹 埼玉医科大学, 医学部, 教授 (30275028)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
佐藤 泉美 長崎大学, 医歯薬学総合研究科(医学系), 教授 (20726971)
石田 真弓 埼玉医科大学, 医学部, 准教授 (80636465)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | チアミン欠乏 / ウエルニッケ脳症 / せん妄 / がん / コルサコフ症候群 / チアミン / ビタミンB1 / 高齢者 / ビタミンB1欠乏症 |
Outline of Research at the Start |
ビタミンB1(VB1)は糖代謝に必須の補酵素であるが体内で合成できないため、体外摂取に依存せざるを得ない。しかし、体内蓄積期間が18日と短いため2~3週間の食欲低下を来たす状態で低下しやすい。VB1欠乏が続いた時に生じる病態がウエルニッケ脳症である。 この疾患の治療はVB1の経静脈的投与だが、症状に特異性が無く見落としが多い。見落としが続くとコルサコフ症候群を発症し脳に不可逆的な障害を残す。したがって、何らかの予防策が必要である。 本研究は、高齢者を中心とした一般人口や老人ホームにおけるVB1欠乏割合と、発症要因を検討し、VB1欠乏症の発症を予防することで国民の健康に寄与することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
計画された2つのプロジェクトの結果は以下のとおりである。 ①化学療法を受けているがん患者におけるチアミン欠乏についての横断研究 調査の結果、25%程度にチアミン欠乏が確認されている。本研究は現在論文作成中である。来年度に論文発表にまで進めることが出来ると考えられている。がん治療中の患者においてチアミン欠乏の頻度が著しく高いことが判明したので、早急に結果を報告しオンコロジストに対する注意喚起をする予定である。 ②老人ホーム入所中の高齢者におけるチアミン欠乏についての横断研究 調査の結果、5.8%にチアミン欠乏が確認された。いずれの患者においても、ウエルニッケ脳症に特徴的な症状を呈していることは無かった。認知機能が低下している患者では、気が付かないうちにチアミン欠乏に陥っている患者がいることが判明したので、その点に関して注意喚起をしてゆく予定である。本研究の結果は英文誌に掲載された。(Uchida, N., Ishida, M., Sato, I., Yoshioka, A., Takahashi, T., Furuya, D., Ebihara, Y., Ito, H. & Onishi, H. The prevalence of thiamine deficiency among elderly nursing home residents: A cross-sectional study. Journal of General and Family Medicine)
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
2つの研究は調査が終了し、1つは論文が完成し、もう一つは論文執筆中である。上記の理由により、研究はおおむね順調に進行していると考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
在宅医療を受けるがん患者、および緩和ケア病棟に入院中のがん患者におけるチアミン欠乏に関して研究を進める予定である。
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Report
(4 results)
Research Products
(7 results)