Project/Area Number |
19K12587
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Section | 一般 |
Review Section |
Basic Section 80020:Tourism studies-related
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Research Institution | Tokyo City University |
Principal Investigator |
川口 和英 東京都市大学, 都市生活学部, 教授 (80300028)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,210,000 (Direct Cost: ¥1,700,000、Indirect Cost: ¥510,000)
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Keywords | 集客 / 地域活性化 / 街づくり / 人の動き / 地方創生 / 持続可能 / 都市空間 / SDGs / BIGDATA / AI / フィールド調査 / 観光 / 計画理論構築 |
Outline of Research at the Start |
本研究は集客に関する客観データを総合的に活用し科学的な視点から都市空間に関する「集客学」の計画理論を構築することを研究目的とし、ビッグデータやAI技術を応用し具体的な複数の集客施設、都市空間における実際の人の動きや行動や地方創生時代に求められる地域デザインとの関係等について学際的な立場での研究を行う。また集客に関するビッグデータ検討のためのサーバー整備、特定の集客施設を対象に利用者を観測する行動追跡などの観測、広域的な行動追尾のための追跡システム等を活用し、集客理論に関する基礎的研究と応用研究を念頭におき、集客空間の実態を把握、集客施設の立地、利用状況の観測を行う。
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Outline of Annual Research Achievements |
地域の魅力を創出することができる「集客」を改めて考察する必要性がある。集客は「人間」と都市空間や「場」との関係を考察し、魅力的空間の形成、地域再生等に繋がる。その意味で集客をとりまく研究分野は総合的な学問体系としての構築が必要と考えられる。本研究は集客に関する客観データを総合的に活用し、科学的な視点から都市空間に関する「集客学」の計画理論を構築することを研究目的とする。具体的な内容として、集客とまちづくりに関するクリエイティブな都市形成との関係性の検討などを行った。具体的な研究内容としては学会やシンポジウムでの発表および、国際化対応のワークショップへの支援対応などを行った。また、スポーツを通じたまちづくりと地域に関する研究および、SDGsをテーマに対応した研究の推進、二子玉川エリア周辺、渋谷エリア周辺、横浜みなとみらいエリアにおける集客、歴史的街なみとしての鎌倉市のまちづくり、飛騨高山での古い町並みと集客に関する検討、SDGs未来都市による地域の魅力創出と波及効果に関する研究等を行った。地域スポーツによる集客機能および地域波及の測定に関する研究-女子サッカーリーグSFIDA世田谷の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場における公式戦の効果分析として日本建築学会学術大会において研究報告、古い町並高山の魅力と飛騨の文化にふれる持続可能なまちづくりと集客に関する研究として飛騨高山学会での報告などを行った。また国際ワークショップにてSustainable Environmental City by TOD (Futako Tamagawa Rise and surrounding areas),Future Oriented Metropolitan Area Design and Managementなどの報告を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
コロナ禍下による影響や、経年的業務やや過多気味などもあり、進捗が十分ではなかった。研究業務としてやや遅れており、補助事業期間延長の申請をさせていただいている。
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Strategy for Future Research Activity |
必要機器類の購入等システム構築など予定のもの等を導入、研究計画を組み、予算処理を行っていく予定である。現地調査実施および、報告、学会論文執筆、発表などを行う予定。都市空間の集客データの収集の実施は行ってきたが、本研究の主目的である集客学の計画理論構築と観光への応用に関し、システム構築および大系化の部分が、やや遅れてきていたため、これらの進捗を次年度において進める。このため、引き続き現地調査研究および、システム構築を行う。これらの現地調査として以下のような現地調査、スポーツを通じたまちづくりと地域に関する研究(SFIDA世田谷の駒沢オリンピック公園総合運動場陸上競技場における公式戦での調査)および、SDGsをテーマに対応した研究の推進(飛騨高山 古い町並み評価現地調査およびSDGsをテーマに対応した研究の推進)、鎌倉市まちづくり関連調査実施(都市環境、行政的評価において鎌倉市との共同評価業務)、二子玉川エリア周辺、渋谷エリア周辺(現地まちづくりに関する調査分析)、横浜みなとみらいエリアにおける集客(都市型ロープウエイ)、歴史的街なみとしての鎌倉市のまちづくり、横浜こどもの国における施設利用調査等、およびシステム開発(PowerEdge T340 スタンダード2モデル Win2019Std購入予定/システム開発プログラム作成。BIGDATA、AI構築に関するシステム開発、プログラム作成、博物館等集客施設(hu+g MUSEUMハグミュージアム)における集客数計予測、等)を進める。
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