メディアの音声表現におけることばのジェンダーのイメージ
Project/Area Number |
19K13206
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 02070:Japanese linguistics-related
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Research Institution | Hokkai-Gakuen University (2020-2022) Osaka University of Economics and Law (2019) |
Principal Investigator |
丸島 歩 北海学園大学, 人文学部, 准教授 (20782676)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
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Keywords | 演技音声 / 社会言語学 / ジェンダー / 実験音声学 / 母音フォルマント / 文末イントネーション / 音声の性格印象 / ピッチ / 社会音声学 / メディアの音声 |
Outline of Research at the Start |
ことばが持つジェンダーのステレオタイプについては、メディア作品における言語表現がことばのジェンダーのステレオタイプを強化しているという指摘が、社会言語学の分野からなされている。 しかしこれらの研究は、文字上での表現や音声を文字化したものを分析対象としていた。文字情報では表せないプロソディ(イントネーションやリズムなど)の情報は、音声言語の印象を決定づける重要な要素であるにもかかわらず、ほとんど扱われて来なかった。 本研究では、メディア作品の音声において役柄のジェンダーがどのように表現されているのかを、実験音声学的な手法で明らかにしたいと考えている。
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Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナウイルス感染症の影響により、2022年度も当初予定していた録音による実験を行うことができなかった。 市販のドラマCD等から音声データを得ることも試みたものの、多くの作品にBGMや効果音が重畳しており、音響実験に堪えられるものを見つけることができなかった。 また、2021年度まで分析を行ってきた予備的な音声データについては、これまでにすでに多くの観点で分析を行っており、これ以上の新たな知見を得ることがが期待できないことから、分析を進めることができなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
新型コロナウイルス感染症の影響により、当初予定していた録音データの取得ができなかったため。 また、市販のドラマCDなどから音響実験に堪えうるものも探したものの、BGMの重畳などにより分析に適した音声データを取得することができなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウイルス感染症の社会的影響が減じたため、当初予定していた録音データの取得を目指し、分析を進めたい。
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Report
(4 results)
Research Products
(7 results)