Support acquisition behavior patterns of intra-preneurs
Project/Area Number |
19K13790
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 07080:Business administration-related
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Research Institution | Nihon University |
Principal Investigator |
黒澤 壮史 日本大学, 商学部, 准教授 (10548845)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 社内起業家 / イントラプレナー / イントレプレナー / コーポレートアントレプレナー / ポリティカルスキル / プロアクティブ行動 / コーポレート・アントレプレナー / イシューセリング / 権力 / 組織ポリティクス / インラプレナー / 組織変革 / 戦略形成 / 事業開発 |
Outline of Research at the Start |
本研究課題は社内起業家の行動パターンに焦点を当てる研究となる。この研究の独自性は、社内起業家が周囲から支援を獲得するまでのコミュニケーション戦略と、自ら新しい事業を展開していこうとする能動的行動がどのような条件で生じてくるのか、を明らかにしようとしている点にある。 また、社内起業家のように組織の壁という困難な場面を打開して新たな事業を展開しようとするような主体的行動について、メンバーのパーソナリティ(性格特性)などの内的要因や周囲との関係性(権力関係など)も分析において考慮する。この視点を取り込むことで、社内起業家という役割を担う人材に関してより精緻な知見が得られることが期待される。
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Outline of Annual Research Achievements |
新型コロナの影響で研究が中断されていたが、2022年度では具体的な調査に入ることができるようになった。一部調査をもとに、自治体のイベントにて講演を行うなど成果報告を少しずつ始める年となった。 文献研究に関しては、M&Aとパフォーマンスに関連する実証研究の結果と対比させながら、新規事業(corporate venturing)の推進とパフォーマンスが有意義であることを示すに至っている。また、インタビュー調査においては、大企業における新規事業推進に伴い、制度的環境要因や新規事業担当者自身の内的要因の双方が影響を与えている可能性が示唆されることとなった。 インタビュー調査の結果を元に、同年度では年度末に調査会社を利用したアンケート調査を行った。そこでは、制度的要因や個人要因が社内起業家の行動やパフォーマンスにどのような影響を与えているか、という点についてデータ収集を行った。 年度内では十分に分析を行うには至っていないが、基礎的なモデルで重回帰分析を行ったところ、社内政治スキル(ポリティカル・スキル)やプロアクティブな性格特性などが個人要因として社内起業家行動に影響を与えていることは確認できた。これらは、翌年度の学会報告で報告している。 次年度以降の研究としては、統計的な分析のモデルや分析手法をより洗練させることや、環境要因と個人要因の関係性をより深く探ることが求められる。また、これまで社内起業家の研究に焦点を当ててきたため、創業経営者としての起業家研究の知見との接合も課題となってくると考えられる。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
既に当初の研究期間を超えて延長しているため、進捗は遅れていると言わざるを得ないであろう。基本的にはインタビュー調査が新型コロナの直接・間接的な影響を受けて遅れてしまったため、その後の定量的な調査なども影響を受けることとなった。 直接的な影響は、外出制限や出張の制限によって人と会うことに制限がかかったことである。それにより、間接的には当初関係を築いていた担当者の転職や異動などを伴い調査先を新規開拓するなど影響を受けることとなった。 結果的に遅れてはいるが、計画自体は遂行できている。既に定量調査についても初期の予備的な調査を終えているため、少しずつ成果報告ができるようになっている。今後は追加的な調査を行いつつ調査を完了させていくこととなる。
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Strategy for Future Research Activity |
当該年度の年度末に予備的な定量調査を行うことができたため、次年度はより本格的な定量調査と分析を行うことが当面のタスクと考えている。また、調査結果をもとにした成果報告も少しずつ始めている段階のため、少しずつフィードバックを受けるに至っている。 これらの状況を踏まえて、成果報告と追加調査を組み合わせながら推進していくことが必要だと考えている。それに加えて、インタビュー調査なども継続していく必要があるだろう。 また、これまで社内起業家関連の文献サーベイに偏りがあったため、社内起業家の研究よりも研究蓄積が多い創業経営者の起業家研究に関連した研究にもより精通していく必要があるものと考える。
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Report
(4 results)
Research Products
(4 results)