熱中症予防のためのピンポイント体温測定システムによる保育者への情報提示
Project/Area Number |
19K14045
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 08030:Family and consumer sciences, and culture and living-related
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Research Institution | Sendai National College of Technology |
Principal Investigator |
小林 秀幸 仙台高等専門学校, 総合工学科, 准教授 (70615872)
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Project Period (FY) |
2024-01-17 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2024)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | センサネットワーク / 保育者支援 / 熱中症予防 / 位置推定 / フォグコンピューティング / 保護者への情報開示 / 保育者への情報提示 / 熱中症対策 / IoT / 定量的評価 |
Outline of Research at the Start |
熱中症を予防するために,保育者の主観によらず,自信を持って判断できる,定量的で素早い,しかも安価な評価システムが必要である.本研究は,それらの要求に対して,今までの点での測定から,全体を面で測定する手法を採用し,その情報から,個人を識別し,点の測定へと情報を絞っていく手法を提案する.この手法により,全体を大まかに捉えて必要な情報を取捨選択できる体温測定システムを実現可能である.安価な体温測定,湿度測定システムを作成することで保育者が導入,利用しやすい熱中症予防システムを構築する.
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Outline of Annual Research Achievements |
本申請課題の目的は,熱中症の予防のために,保育者が幼児の体温を,主観によらず手軽に測定できるシステムを実現する.そのために,これまで不可能であった,部屋全体の温度をもとに幼児それぞれの体温を測るシステムを,申請者らが培ってきた位置推定技術を利用して実現する.このシステムは,従来の10分の1以下の価格での導入が可能である.したがって,幼児の熱中症予防のために広く普及が期待できる.この目的を達するために,熱中症予防のためのシステム構築を行った.特に,次の点において,非常に重要な成果を得ることが出来た.機械学習を使用することで,従来手法に比べて位置推定の精度を向上させることが出来た.一方で,多くの端末から収集する従来手法においても,そのデータ数が十分であれば,位置推定の精度が向上することを突き止めることが出来た.これら研究の成果により,保育者に情報を提示するシステムのための,通信部分の開発を進めることが出来た.これらの成果は,本システムが実現しようとする幼児や使用者の位置情報の自動収集,安価なデバイスによる頑健なネットワークの運用のために極めて重要なものである.当該年度においては,申請書の2020年度の実施計画にもあるように,データの収集のための通信環境の構築,位置推定に依るシステムの開発などについて成果を得ることが出来た.
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Report
(3 results)
Research Products
(4 results)