Project/Area Number |
19K14113
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09010:Education-related
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Research Institution | Shiga University (2023) Osaka Seikei University (2019-2022) |
Principal Investigator |
山本 はるか 滋賀大学, 教育学系, 准教授 (70760809)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,470,000 (Direct Cost: ¥1,900,000、Indirect Cost: ¥570,000)
Fiscal Year 2022: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2021: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
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Keywords | 国語科 / 真正の評価 / カリキュラム / 校内研究 |
Outline of Research at the Start |
本研究は、「真正の評価」論にもとづき、子どもたちの本物の生活場面と結びついたり、専門家が知を探究する過程を子どもたちが追体験したりする国語科の評価課題と、子どもたちの思考過程を見取る評価規準を作成することで、長期的にしか育たない国語科における高次の学力を対象としたカリキュラムをデザインすることを目的としている。この研究によって、社会的格差が再生産されたり、評価が煩雑化したり、思考する必然性のない課題が課されたりしている現状において、実生活で生きて働く国語学力を保障することをめざしたカリキュラムをデザインするための方法論を獲得することができる。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、「真正の評価」論にもとづき、子どもたちの本物の生活場面と結びついたり、専門家が知を探究する過程を子どもたちが追体験したりする国語科の評価課題と、子どもたちの思考過程を見取る評価規準を作成することで、長期的にしか育たない国語科における高次の学力を育てるとともに、子どもたちが学習の連続性を自覚できるカリキュラムをデザインすることである。この目的にもとづき研究を進めることで、①「真正の評価」論にもとづいてカリキュラムを具体化するための方法論を獲得すること、②長期的にしか育たない国語科の高次の学力を対象としたカリキュラム・デザインを提示することという2点の独自性と創造性が生み出されると考えている。 本年度は、二つの学校で授業研究を行った。一つの学校では、物語文を用いた協働的な解釈の構築に向けた授業デザインを作成し、小学校第2学年国語科の授業において、その授業デザインの検証を行った。もう一つの学校では、子どもたちの身の回りにある本物の生活場面と、教育内容として選択された各教科で想定される生活場面との相違を探り、子どもたちが実感を伴って取り組むことのできる評価課題の作成を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在、授業研究で収集した子どもたちの成果物を分析し、成果としてまとめている途中である。
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Strategy for Future Research Activity |
次年度も、国語科を軸に据えながら、他教科に横断するカリキュラムを作成し、授業研究を進める予定である。
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