Theoretical and Empirical Research on Teaching and Learning of Inferential Statistics: Based on the Actual Situation in New Zealand
Project/Area Number |
19K14219
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 09040:Education on school subjects and primary/secondary education-related
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Research Institution | Okayama University of Science |
Principal Investigator |
福田 博人 岡山理科大学, 教職支援センター, 講師 (30803522)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Completed (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
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Keywords | 推測統計 / 統計教育 / 教授単元 / 統計的探究 / 数学教育 / ニュージーランド / 教科書 |
Outline of Research at the Start |
データや情報を用いて判断する意思決定能力の育成が重視される算数・数学教育において,高等学校の次期学習指導要領において,推測統計である仮説検定ならびに区間推定が位置づけられた.このような現状を踏まえ,本研究では,推測統計の小学校から高等学校までを見通した指導教材の開発を目的とする.そのために,先進的に統計教育が実施されているニュージーランドに着目し,ニュージーランドにおける統計教育の実際に基づいて指導教材の開発を行う.そして,最終的には教授実験を行うことによって,開発した指導教材の更なる改善を図る.
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,小学校から高等学校までを見通した推測統計の指導教材を開発することである。当初の予定では,統計教育の先進国であるニュージーランドの授業を観察・分析し,その結果に基づいて指導教材を開発する予定であったが,新型コロナウイルス感染拡大の影響でニュージーランドでの授業観察ができなくなってしまった。さらに,ニュージーランドのカリキュラムが改訂するタイミングとなったため,現行カリキュラムに基づく教科書は本研究において参考にはするものの,分析はしないことにした。その代わりに,学会やメールなどでニュージーランドにおける統計教育研究者から本研究に関わる助言をいただくことにした。 具体的な研究成果としては,2点存在する。1点目は,推測統計に関する探究理論を開発したことである。2点目は,小学校から高等学校までを見通した指導教材(教授単元)を仮説検定に焦点化して開発し,開発教材の妥当性を検証するために数学教師を目指す大学生を対象とする教授実験を行ったことである。1点目の研究成果は,2024年7月に開催される47th Psychology of Mathematics Education Conferenceにて発表する予定であり,2点目の研究成果は,2024年7月に開催される15th International Congress on Mathematical Educationにおいて発表を行う予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(43 results)