• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to previous page

番組構成パターンを活用した初等中等教育向けの映像制作指導教材の開発

Research Project

Project/Area Number 19K14326
Research Category

Grant-in-Aid for Early-Career Scientists

Allocation TypeMulti-year Fund
Review Section Basic Section 09070:Educational technology-related
Research InstitutionMejiro University

Principal Investigator

西尾 典洋  目白大学, メディア学部, 准教授 (30612072)

Project Period (FY) 2019-04-01 – 2025-03-31
Project Status Granted (Fiscal Year 2023)
Budget Amount *help
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2020: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2019: ¥2,080,000 (Direct Cost: ¥1,600,000、Indirect Cost: ¥480,000)
Keywords映像制作 / 番組構成パターン / 番組構成マップ / 映像制作能力 / レビュー / メディアリテラシー / 学習教材 / 映像制作支援 / オンライン / Web教材 / インタビュー / GIGAスクール / 情報教育
Outline of Research at the Start

初等中等教育において映像制作経験のない教員に対して映像制作を学ぶ教材を開発し、さらに自らも児童生徒に授業実践を行えるよう指導案と学習教材を開発・評価する。そのアプローチとして過去に制作されたテレビ番組などの内容構成、画角、編集技法を体系化する番組構成パターンを利用した学習教材を開発する。番組構成パターンを真似しながら制作を行うことで初心者も映像制作のポイントを押さえた学習を実現する。

Outline of Annual Research Achievements

2023年度は、指導教材の内容の充実化のために映像作品の可視化、教材の分析をおこなった。さらに、高等学校向けの番組構成パターンを用いた指導用の教材の開発を進めた。
【1.映像作品の内容・表現構造の可視化】1本の映像作品がどのような映像素材をもちいて、どのような順序で内容構成を組み立てているかを可視化するために、番組構成マップの試作をおこなった。具体的には、1本の映像作品を制作するために取材時にどのような撮影をおこなっているか、どのようなインタビューをおこなっているかを、全ての素材をコーディングシートに書き出す形で分析した。さらに取材した素材が映像作品内で利用されている箇所を素材と紐付けしていき、その成果を1枚のマップとして図示化した。開発した番組構成マップは、児童・生徒に対して映像作品を制作するためにどのような取材をする必要があるのかを理解させるための教材として活用する方針である。
【2.映像制作に関する教本、映像制作に関する教材の分析】市販されている映像制作に関する教本、映像制作に関する実践論文等に掲載された教材などを分析し、映像制作における知識・ノウハウについてどのような項目をどのように扱っているかを分析した。教本の各ページで取り扱われている内容のうち、複数の教本で扱われているものやその詳細度を比較することで、小、中、高校においてどの程度の内容までを開発する教材で取り扱うと良いかを検討した。
【3.高等学校向けの教材の番組構成パターン教材の開発】教員紹介、学校紹介、地域のPRという3つのカテゴリを設け、そのカテゴリの中に4つずつ番組構成パターンを作成した。さらに各パターンを映像作品を制作する上での撮影で注意する点、インタビューで注意する点、編集で注意する点などをパターンごとにまとめた。教材の提供方法として1人1台のPCを活用できるよう電子書籍形式を採用した。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

新型コロナウィルス感染症の影響はほぼなくなってきたが、開発した教材の実践評価の調整が間に合わず学校現場での評価ができなかったこと、そのため開発した指導案と教材の課題の洗い出しができなかったため、やや遅れているとした。

Strategy for Future Research Activity

1.教材の改良
2023年度に開発した番組構成マップを活用した教材の改良をおこなう。また、教本の比較分析から得た知見をもとに、教材で取り扱っている内容の再検討を行い、改良を進める。
2.開発した教材の評価
まず現場教員に協力を依頼し、指導教材について意見をもらう機会をもうける。さらに長期休み等を利用して児童・生徒に対して番組構成パターン教材を利用した動画制作の実証実験を行う。評価において明らかになる課題について、改善点を検討し、指導案、教材の改良を進める。

Report

(5 results)
  • 2023 Research-status Report
  • 2022 Research-status Report
  • 2021 Research-status Report
  • 2020 Research-status Report
  • 2019 Research-status Report
  • Research Products

    (5 results)

All 2023 2022 2021 2019

All Presentation (5 results)

  • [Presentation] 動画の特性の着目した自治体職員向けの動画制作能力の育成2023

    • Author(s)
      西尾典洋, 杉山岳弘
    • Organizer
      日本教育メディア学会2022年度第2回研究会
    • Related Report
      2022 Research-status Report
  • [Presentation] 映像制作初学者を対象とした番組構成を考えるプロセスを支援する教材の開発2022

    • Author(s)
      西尾典洋、宮田優依、杉山岳弘
    • Organizer
      日本情報教育学会第4回研究会
    • Related Report
      2021 Research-status Report
  • [Presentation] 映像制作実習におけるインタビュー編集教材を用いたオンライン授業の実践2021

    • Author(s)
      西尾 典洋(目白大学),山﨑 夕輝,杉山 岳弘(静岡大学)
    • Organizer
      日本教育工学会2021年春季全国大会
    • Related Report
      2020 Research-status Report
  • [Presentation] 小学校高学年を対象とした番組制作支援教材の検討2019

    • Author(s)
      浅野陽奈、西尾典洋
    • Organizer
      日本教育メディア学会第26回年次大会
    • Related Report
      2019 Research-status Report
  • [Presentation] 観光PR映像における映像表現方法の特徴分析2019

    • Author(s)
      曽根彩冴、西尾典洋
    • Organizer
      観光情報学会第20回研究発表会
    • Related Report
      2019 Research-status Report

URL: 

Published: 2019-04-18   Modified: 2024-12-25  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi