Project/Area Number |
19K14453
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 10030:Clinical psychology-related
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Research Institution | Nagoya City University |
Principal Investigator |
伊藤 嘉規 名古屋市立大学, 医薬学総合研究院(医学), 研究員 (90836016)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 小児がん / 家族 / 心理療法 / サイコオンコロジー / スマートフォン / 認知行動療法 / 問題解決療法 / 臨床心理学 |
Outline of Research at the Start |
小児がん患児の親の心理的負担は大きく、心理・社会的支援体制の構築が喫緊の課題となっている。スマートフォンアプリケーションを用いた問題解決療法が小児がん患児の親における心理的負担の軽減に有用か有用性の検証を行う。 具体的には、小児がん患者の親に対してスマートフォンアプリケーションを用いた問題解決療法を用いて予備的に適用し、プログラム内容の妥当性を検証した上で、小児がん患者の親における心理的負担の軽減のために本介入プログラムを実施し、プログラムの実施可能性、および有用性を対照群のない一群前後比較試験において明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
小児がん患者の親は、治療や生活に関わる多岐に渡る心理的負担を抱えていることが知られている。これまで、我々は小児がん患者・家族の心理・社会的支援を行うとともに、小児がん患者の親の抑うつのスクリーニング法の開発や、心理・社会的支援の介入研究を行ってきた。本研究では、小児がん患者の親を対象としたスマートフォンを用いた問題解決療法の開発と有用性の検証を行うことを目的とした。本年度は、対象者への研究説明および研究参加申込みのためのホームページ作成、および電子的な研究説明同意・データ収集管理を行うシステム(ePRO・EDC)の構築について、株式会社アクセラトと協同で行った。また、研究で使 用するアプリの改変作業を、昨年度に引き続きLife2Bits株式会社の協力のもと進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
研究申込からアウトカムまで全てを電子的に行うためのシステム整備(ホームページ・ePRO・EDCの構築)の準備に時間を要している。また、臨床研究を行う診療体制が整わず、サンプリング環境を調整していく必要がある。
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Strategy for Future Research Activity |
本年度、臨床研究を行える診療体制の再構築を行っていき、IRB申請やサンプリング開始まで進めたい。
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