The clinical effect of group cognitive behavioral therapy for somatic symptom and related disorders
Project/Area Number |
19K17115
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52030:Psychiatry-related
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Research Institution | Kyoto Prefectural University of Medicine |
Principal Investigator |
富永 敏行 京都府立医科大学, 医学(系)研究科(研究院), 准教授 (50360037)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,730,000 (Direct Cost: ¥2,100,000、Indirect Cost: ¥630,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 身体症状症および関連症群 / 認知行動療法 / 身体的苦痛症 / 遠隔医療 / 身体表現性障害 / 集団精神療法 / Telepsychiatry / マインドフルネス / 遠隔精神医療 / 疼痛性障害 / ピアサポート / オンライン / 身体症状症 / 病気不安症 / 集団療法 / 変換症 / 心身症 / 身体苦痛症 |
Outline of Research at the Start |
SSRDでは,身体症状についての不適切な思考,感情および不適切な行動を特徴とし,身体感覚についての評価を正確にできておらず,破局的な認知などが受療行動を起こしていると考えられる。 本研究ではグループで認知行動療法を集団で行い,経時的に心理検査を施行することで縦断的にその有効性を調査していく。また,知覚統合,認知機能についても施行前後に検査を行い,それらが認知行動療法によって変動するのか,さらに,それらが認知行動療法の効果に影響を及ぼすかについても検討していく。 SSRDに対して認知行動科学との関連性を示すことができれば,本疾患の病態解明に繋がり,医療費抑制などメリットは大きい。
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Outline of Annual Research Achievements |
「身体症状症および関連症群(SSRD)に対するグループ認知行動療法の効果」(当学学内医学倫理審査委員会ERB-C-1943)について2021年12月から開始している。それに関する2023年度の主な論文を次に示す。1) CBTを共通用語として多職種連携する工夫を他職種から学ぶ:薬剤師が多職種連携でより活躍するために.認知療法研究,16(2),127-136, 日本認知療法・認知行動療法学会誌,2023. 2) 身体症状症の治療戦略ー難治性へのテーラーメイド治療ー 日本精神神経学雑誌 Vol.125(12) 1010-1022, 2023. 学会発表は1) 第23回日本認知療法・認知行動療法学会のシンポジウムにて「動機づけをチーム・パフォーマンスに活かす-CBGTを効果的に進めるために-」をシンポジストとして講演した。2) 第15回日本不安症学会(2023年5月19日-20日;東京)で「オンラインで行う集団CBTの導入への工夫と意義」、3) 第119回日本精神神経学会シンポジウム「さまざまな精神科領域における身体症状症-専門的知見に基づく検討」を企画、座長を務めた(2023年6月23日; 横浜) 4) 10th World Congress of Cognitive and Beghabioral Therapies, 2023/6/1-6/4, Korea)にて、The progress report on the study of the efficacy of Internet-Based Small Group Cognitive Behavioral Therapy (i-SGCBT) in patients with Somatic Symptoms and Related Disorders を発表した。 本研究は、先述の通り、2021年12月から開始している。1グループで患者は3人、臨床心理士(公認心理師)1名、精神科医の私の合計5名で構成され、オンラインで参加としている。第12グループ(1グループ3名の患者)で実施し終わり、n=32である。被検者の評価は概ね良い。苦情やトラブルも発生してない。現在、6ヶ月後、12ヶ月後のフォローアップのデータを収集中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
身体症状症(Somatic Symptom Disorder; 以下、SSD)および関連症群(Somatic Symptom and Related Disorders:SSRD)に対するグループ認知行動療法の有効性を検証するため、中核群のSSDについて、効果判定できる尺度の作成中である。Toussaint A.ら によって開発されたSSD-12尺度の日本語版を作成中である。原著者には許可を得て、逆翻訳も行 い、日本語版は作成済みである。SSDー12日本語版の信頼性および妥当性の検証については、当学医学倫理審査委員会を通している(ERB-C-1346-3)。計画途中の途中でCOVID19感染症のパンデミックのため、病院内でグループ形式での実施が困難になり、計画をオンラインでの実施に切り替え、医学倫理審査委員会でも計画変更をした。SSD12日本語版の現時点での状況を2023年第10回世界認知行動療法学会(2023年6月1-4日、韓国)で中間報告を行った。2023年5月末に予定数の12グループ(n=36)に行ったので、今後、データ解析を行っていく。科研費のテーマである本研究の中間報告を2023年第10回世界認知行動療法学会(2023年6月1-4日、韓国)で行った。
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Strategy for Future Research Activity |
アウトカムとなるSSD-12の心理尺度を作成することが必要であり、現在調査中である。患者対象では120名近くのデータを得たが、現在、一般人口を対象にも調査を行っている。被験者への実施に際して、コロナ禍で実施方法を、当初の病院内で行う方法から感染予防のためにオンライン方式に変更したため、開始がずれ込んだため、全体に進捗がやや遅れている。2024年3月末に予定数の12グループ(n=36)に実施済みである。今後、集積されたデータを統計解析していく。現在、研究の効果の精度を向上させるために対照群を用いている。 データ解析を行うため、統計解析ソフトを用いた一元配置分散分析により、開始前(T0)、治療介入前後(T1, T2)、フォローアップ(T3)の比較を行い、治療介入効果を調べる予定である。
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Report
(5 results)
Research Products
(40 results)