18F-FDG PET neuroimaging study among suspected Lewy-related elderly psychosis
Project/Area Number |
19K17119
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 52030:Psychiatry-related
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Research Institution | St. Marianna University School of Medicine (2021-2022) Juntendo University (2019-2020) |
Principal Investigator |
笠貫 浩史 聖マリアンナ医科大学, 医学部, 教授 (90648859)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2021: ¥780,000 (Direct Cost: ¥600,000、Indirect Cost: ¥180,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | レビー小体病 / レビー小体型認知症 / 脳機能画像 / 老年精神医学 / 老年期精神障害 / 前駆症状 |
Outline of Research at the Start |
レビー小体型認知症では初回診断時には認知障害が目立たず精神症状が前景に立つ一群があるため、これらの症例群(全体の約25%を占めるといわれる)は精神疾患と”誤診”される。将来的にシヌクレインイメージングが実臨床で実施可能になれば、こうした精神疾患に当初分類される一群を生前に絞り込むことが可能となると思われる。脳機能画像において18F-FDG PETはシヌクレイン、タウ、アミロイドイメージングといったmolecular imagingと相補的に役立てることで病態の推察に有用で、本臨床研究の目的は「レビー小体病を背景に持つ老年期精神障害の脳内糖代謝異常」の解析であり、病態解明の一助を目指す。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は「老年期精神障害」と従来総括される高齢者の不均一な臨床表現型に関し、「レビー小体病」を背景病態にもつ一群を臨床的に抽出することを目的としている。 国際的視点からも「老年期精神障害」はレビー小体型認知症の前駆状態として極めて重要なことが認識され、国際ワーキンググループがpsychiatric-onset dementia with Lewy bodies(DLB-psych)という亜型を2020年に提唱している(Neurology; 94: 743-55)。 研究代表者は2022年度にInternational Lewy body dementia conference(英国ニューカッスル開催)にて本研究の成果である「レビー小体病を背景病態にもつ老年期初発躁病」に関して発表し、国際誌に掲載された(Bipolar Disorders, doi: 10.1111/bdi.13200.)。この検討は、レビー小体病の病態を示唆・支持する画像バイオマーカー所見を示す高齢者躁病エピソード症例があることを初めて明確に示したもので、「老年期躁病」症例の一部がDLB-psychである可能性を明らかにすることができた。 またDLB-psychに関連して2021年度に国際学会(Regional IPA/JPS Meeting)で発表した「レビー小体病性の退行期メランコリー症例」に続き、2022年度は退行期メランコリー入院症例について臨床的特徴の解析中である。症例の病像に関する付加的要因については構造分析や意識と精神症状との関連性への考察を行い、精神病理学的検討も進めている。 外来初診時のレビー小体病前駆症状特徴について、疑診例に関してはフォローアップを行い臨床表現型の変化を追っており、臨床パラメータの経時的変化について検討を行う予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
主要因は、前年度から継続したコロナ禍であった。コロナ禍以降、通院が途切れたフォローアップ対象者について、通院の再開が実現出来た症例はごく限られてしまった。感染対策上の観点からその中断を克服しがたい点があり、当初の予定よりも経過を追える対象数が減っている。また、研究代表者の勤務地異動に伴い、FDG-PETの撮像条件を満たすことが困難となっている。本研究の対象者について、精密検査目的にて該当医療機関を受診する受診フローを計画したが、コロナ禍下にてその計画履行は実質的に困難な状態である。研究立案時点でパンデミックは想定していなかったため、この点に関して想定外の事態となった。困難な状況であることは事実だが、次項「今後の研究の推進方策」に述べるような次善策として対処し、本研究の趣旨を進捗させるよう計画を進行している。
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Strategy for Future Research Activity |
コロナ禍の完全終息には世界的にまだ時間を要する。本研究はハイリスク群である高齢者が研究対象者であるため、計画推進はより一層の注意が必要である。学術的側面の希求以前に、感染対策・安全確保が第一であることを厳に留意せねばならず、この状況下で実現可能な研究推進を検討する必要がある。 医療機関間での移動が現実的には困難であることを鑑みて、研究代表者が現在所属する医療機関(聖マリアンナ医科大学病院)における対象症例別については、同機関で実施可能な画像モダリティ(IMP-SPECT等)を用いた臨床的特徴の検討を行い、得られた知見を学会発表や論文作成に活かす予定を組み、現在進行中である。 初年度において集積した症例は、順天堂東京江東高齢者医療センターにおいてフォローアップが継続可能な症例について、当初の予定通りに縦断的変化の評価・検討を行い、得られた知見を学会発表や論文作成に活かす予定である。
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Report
(4 results)
Research Products
(41 results)
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[Journal Article] Effect of Probiotic Bifidobacterium breve in Improving Cognitive Function and Preventing Brain Atrophy in Older Patients with Suspected Mild Cognitive Impairment: Results of a 24-Week Randomized, Double-Blind, Placebo-Controlled Trial2022
Author(s)
Daisuke Asaoka, Jinzhong Xiao, Tsutomu Takeda, Naotake Yanagisawa, Takahiro Yamazaki, Yoichiro Matsubara, Hideki Sugiyama, Noemi Endo, Motoyuki Higa, Koji Kasanuki, Yosuke Ichimiya, Shigeo Koido, Kazuya Ohno, Francois Bernier, Noriko Katsumata, Akihito Nagahara, Heii Arai, Toshifumi Ohkusa, Nobuhiro Sato
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Journal Title
J Alzheimers Dis .
Volume: 88
Issue: 1
Pages: 75-79
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Open Access / Int'l Joint Research
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[Journal Article] Lewy Body Disease is a Contributor to Logopenic Progressive Aphasia Phenotype2020
Author(s)
Buciuc M, Whitwell JL, Kasanuki K, Graff-Radford J, Machulda MM, Duffy JR, Strand EA, Lowe VJ, Graff-Radford NR, Rush BK, Franczak MB, Flanagan ME, Baker MC, Rademakers R, Ross OA, Ghetti BF, Parisi JE, Raghunathan A, Reichard RR, Bigio EH, Dickson DW, Josephs KA
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Journal Title
Annals of Neurology
Volume: 89
Issue: 3
Pages: 520-533
DOI
Related Report
Peer Reviewed / Int'l Joint Research
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[Presentation] 物忘れ外来における小工夫 レビー小体病前駆症状質問紙"DCARD"の活用2019
Author(s)
笠貫 浩史, 比賀 雅行, 山崎 貴弘, 谷 恵梨子, 西口 素, 済田 貴生, 當眞 皇咲, 夏目 俊太朗, 遠藤 野恵美, 萩原 幹子, 佐藤 潔, 一宮 洋介
Organizer
第38回日本認知症学会学術総会
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