Research Project
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
オートファジーは肥満、糖脂質異常症、炎症などと密接な関連があり、メタボリックシンドローム(MetS)の進展においても重要な役割を担っている。各組織におけるオートファジー機構については検討が進められている一方で、MetS病態とオートファジー制御との関連は未だ不明瞭である。本研究ではMetS病態における心、肝、膵、腎組織および脂肪組織でのミトコンドリアや脂肪滴を標的とした選択的オートファジー活性について多面的に解析を行いMetS病態とオートファジー活性との関連性を明らかにし、さらにオートファジー活性誘導によるMetS病態への効果の検討を行う。