敗血症時の各臓器におけるNETsの関与と新規治療戦略
Project/Area Number |
19K18369
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 55060:Emergency medicine-related
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Research Institution | Fujita Health University |
Principal Investigator |
加藤 由布 藤田医科大学, 医学部, 特別研究員 (50773412)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,690,000 (Direct Cost: ¥1,300,000、Indirect Cost: ¥390,000)
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Keywords | NETs / 敗血症 / リコンビナントトロンボモジュリン(rTM) / 臓器障害 / DIC / 多臓器不全 / 好中球細胞外トラップ (NETs) |
Outline of Research at the Start |
好中球の自然免疫機構の1つである好中球細胞外トラップ (NETs)が、過剰形成されることが敗血症の重症化、多臓器不全に関与しているといわれている。私たちはこれまでの一連の研究で、リコンビナントトロンボモジュリン(rTM)がヒト好中球培養実験においてNETs形成を抑制すること、敗血症モデルマウスの肝臓内のNETs形成を抑制することを発表した。この成果をもとに、本研究では多臓器におけるNETsの解析と、rTMによるNETs抑制効果を検討することを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
産後休業・育児休業(2021年3月~2022年3月、2022年8月~2023年9月予定)のため、2022年度は研究期間が5ケ月しかなく、研究を進めることができなかった。しかし、育休中に共著者として論文を雑誌に投稿し、Acceptされた。
復帰後はフルタイムの予定なので、研究を今まで通り遂行することが可能である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本年度は、産後休業・育児休業を取得したため研究の進行に影響がでた。しかし、育休中に共著者として論文を雑誌に投稿し、Acceptされた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、血管内皮障害がどの部位で起きているか確認するために、各臓器をランタン染色し、電子顕微鏡でグリコカリックスの観察を行う。また、血清中のNETs形成量の定量的測定を行う。
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Report
(4 results)
Research Products
(19 results)