鼓索神経の鼓室内の走行パターンおよびCT画像の検討
Project/Area Number |
19K18797
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 56050:Otorhinolaryngology-related
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
浦中 司 東京大学, 医学部附属病院, 届出研究員 (60828705)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2022: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 鼓索神経 / 内視鏡 / CT画像 |
Outline of Research at the Start |
本研究の概要は、鼓膜の奥にある鼓索神経という味の神経の走行を経外耳道的内視鏡下耳科手術の画像を元に分類を行い、手術前のComputed Tomography(CT)画像を解析することで、前述の鼓索神経の分類を手術前に予測できるかを検討することである。鼓索神経の走行を術前にCT画像から予測することで、これまでよりも鼓索神経に関して安全・愛護的な耳科手術につなげる研究である。
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Outline of Annual Research Achievements |
鼓室(中耳腔)には鼓索神経という味覚に関与する神経が走行しており、鼓室形成術等の鼓索神経周囲の操作を伴う耳科手術では、同神経を切断しないように愛護的に操作を行い温存することが望まれる。本研究の概要は、鼓膜の奥にある鼓索神経という味の神経の走行を経外耳道的内視鏡下耳科手術の画像を元に分類を行い、手術前のComputed Tomography(CT)画像を解析することで、前述の鼓索神経の分類を手術前に予測できるかを検討することである。東京大学医学部附属病院耳鼻咽喉科・頭頚部外科において、2013年から2018年6月までに施行された経外耳道的内視鏡下耳科手術の手術中に得られた画像情報を元に、鼓室内を鼓索神経の走行の分類を行った。その結果、鼓室内の鼓索神経の走行の仕方を5種類に分類することができた。経外耳道的内視鏡下耳科手術の手術前に撮像されていたCT画像での後鼓索神経小管の走行部位、その鼓室側への開口部位の位置情報などから、今回手術中の画像分析で分類した鼓索神経の走行パターンを予測可能性について、画像解析ソフトを用いて検討・解析を行った。今回の鼓索神経の走行の分類で得られたEACタイプは、手術前のCT画像からある程度予測することが可能であった。手術前に鼓索神経の走行の情報が得らえるため、これまでよりも鼓索神経に関して安全・愛護的な耳科手術につなげることが可能であると考えられた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
鼓室内を鼓索神経の走行の分類を行い、経外耳道的内視鏡下耳科手術の手術前に撮像されていたCT画像での後鼓索神経小管の走行部位、その鼓室側への開口部位の位置情報などから、走行パターンを予測可能性について、画像解析ソフトを用いて検討・解析を行った結果を学会誌に投稿し採択された。新型コロナウイルスの流行に伴い、症例の蓄積がやや遅れている。
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Strategy for Future Research Activity |
蓄積された症例の解析を進め、研究を進める。
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Report
(5 results)
Research Products
(1 results)