New approach for oral mucus protection with plant-originated Extract
Project/Area Number |
19K18941
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 57010:Oral biological science-related
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Research Institution | Tohoku University |
Principal Investigator |
布目 祥子 東北大学, 歯学研究科, 大学院非常勤講師 (60758184)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥4,160,000 (Direct Cost: ¥3,200,000、Indirect Cost: ¥960,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 抗酸化 / 天然抽出物 / 口内炎 |
Outline of Research at the Start |
口腔内のトラブルに粘膜炎症における疾患があり、免疫力の低下やストレスが原因とされ過剰に生成した活性酸素が原因で口内炎を誘発させる。本研究では、天然抽出物であるブドウ種子エキスのもつ抗酸化作用による細胞保護効果、各種ストレス刺激に対する生体防御作用の研究を進める。将来的には口腔内洗浄剤に応用することで、簡便に個人で処置できることを目指しており、薬剤利用が困難な疾患に対しても新しいアプローチとしての展開を見据えている。
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Outline of Annual Research Achievements |
口腔内のトラブルに粘膜炎症における疾患があり、免疫力の低下やストレスが原因とされ過剰に生成した活性酸素が原因で口内炎を誘発させる。そこで、活性酸素を抑える抗酸化物質であるブドウ種子エキス(grape seed extract, GSE)に着目した。 歯周病原因菌の一つであるPorphyromonas gingivalis などのグラム陰性細菌のLPSやTNF-αなどによって誘導される炎症応答に対するGSEおよび各種ポリフェノール短時間前処理の影響を比較検討した。 マウス由来骨芽細胞MC3T3-E1とともに、口腔内細胞であるヒト歯肉繊維芽細胞hGFにおいてもMTT-assayを行った。LPS各種の濃度の条件出しをまず行い、hGFに対してGSEを短時間処理すると、増殖促進作用、細胞生存率の維持という細胞保護効果を発揮する結果を得た。さらにPCRにてTNF-αやIL-8、IL-6といった炎症性サイトカインの評価を行った。 これらの実験によって、GSEをヒト歯肉繊維芽細胞(hGF)に対して短時間処理すると、増殖促進作用、細胞生存率の維持という細胞保護効果を発揮するという結果が得られた。さらに、各種ストレス刺激に対する生体防御作用を発揮することを見出した。
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Report
(2 results)
Research Products
(1 results)