Project/Area Number |
19K19558
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Kanazawa University |
Principal Investigator |
浅田 優也 金沢大学, 保健学系, 助教 (40795671)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
Fiscal Year 2021: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2020: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | 糖尿病 / 体認識 / 男性 / 血糖値 / 筋力 / 体組成 / 神経障害 / 握力 / 運動 / 筋肉 / 認識 |
Outline of Research at the Start |
男性2型糖尿病患者が血糖コントロールにつながる運動を実施できるための看護的視点として、体つきへの認識という新たな視点に着眼した研究である。本研究を行うことで、体つきの認識と筋量・筋力などの他の背景要因をどのように併せもつ患者が良好な血糖コントロールにつながりにくい可能性があるのか、またそのような患者がどのような認識をもてるように介入していくことが重要であるかを見出すことができると考える。本研究は、今後の運動療法における新たな看護的介入の示唆につながるものであると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
2023年度もデータ収集を開始することができておらず、今後進めていきたいと考えている計画の概要を示し、報告とする。 本研究は、血糖コントロールにつながる運動実施に関連する身体的要因として、体組成(筋量・体脂肪)、握力、神経障害そして、新たな着眼点である「糖尿病である体認識」に着眼し、これらの要因が血糖コントロールや身体活動量に複合的にどのように関連しているのかを明らかにすることを目的とした研究である。 研究の流れとしては、男性2型糖尿病患者を対象に、体組成、握力、神経障害、糖尿病である体認識、身体活動量、血糖値、HbA1c、年齢などの基礎情報について調査を行い、下記の手順で分析を行っていくことを予定している。 第1段階で行う分析にて、“糖尿病である体認識”、“体組成”、“握力”、“神経障害”の各要因を2軸で交差させ、4群化を行う。どのような値から交差させるかは、各要因の平均値・中央値・最頻値をもとに算出することを考えている。4群化を行った後、二元配置分散分析を行い、HbA1cに有意な差の出る分け方となる値を探り、4群化を行う基準となるカットオフ値を見出す。 そして、第2段階で行う分析として、第1段階にて見出したカットオフ値を基に分類した4群において、その他の背景因子(年齢、糖尿病合併症の有無・程度、糖尿病以外に罹患している疾患、薬物療法の内容、運動歴、同居家族の有無、その他の療法の順守度)に差異があるかを、χ二乗検定および一元配置分散分析を用いて分析を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
計画としては2023年度内に少なくとも1施設だけでも調査を進めていく予定であった。所属施設の倫理審査委員会より承認を得ることはできているが、職場での業務内容の変更・増加もあり、調査ができていない状況が続き、データ収集を開始することができなかった。そのため、研究の進捗状況として遅れている状況であると判断した。
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Strategy for Future Research Activity |
新型コロナウィルス感染症の影響については昨年度と同様に少ないと考えられる。業務の調整を行い、可能な限り早く(6月中の開始を目指す)県内の医療施設に依頼を進めデータ収集を開始したいと考えている。実習などについて同じ分野の教員に協力を依頼し、教育活動に支障が出ないよう調査を行っていきたいと考えている。また、土曜日なども診察を行っているクリニックに調査を依頼するなどし、可能な限りデータを集めていきたいと考えている。
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