乳がん放射線照射部位の皮膚バリア機能と洗浄効果を高めるスキンセルフケア方法の確立
Project/Area Number |
19K19591
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58060:Clinical nursing-related
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Research Institution | Hyogo Medical University (2022-2023) Hyogo University of Health Sciences (2019-2021) |
Principal Investigator |
宮前 奈央 兵庫医科大学, 看護学部, 講師 (50811668)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥3,640,000 (Direct Cost: ¥2,800,000、Indirect Cost: ¥840,000)
Fiscal Year 2021: ¥390,000 (Direct Cost: ¥300,000、Indirect Cost: ¥90,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,950,000 (Direct Cost: ¥1,500,000、Indirect Cost: ¥450,000)
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Keywords | 放射線皮膚炎 / スキンケア / 予防ケア / 乳がん術後 / 患者サポート / 乳がん / 患者アンケート / 認識 / 重症化予防 / 放射線治療 / セルフケア / 洗浄方法 / 放射線照射部位 / 皮膚バリア機能 |
Outline of Research at the Start |
放射線治療により外からの刺激に弱くなった皮膚の機能を保ちつつ、かつ皮膚の汚れを落とすための洗浄方法を確立するため、2019度は健康な人を対象に洗浄剤の種類や洗い方といった具体的な洗浄方法について検討する。2020~2021年度は乳がん術後に放射線治療を受ける人を対象に、2019年度に検討した洗浄方法でスキンケアを実施する群と、これまで病院で指導していた方法でスキンケアを実施する群に分け、2つの群の皮膚の機能や汚れの除去の程度の違いについて明らかにする。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、乳がん術後の放射線照射部位の皮膚バリア機能を維持向上させつつ、皮膚に付着した汚れを確実に除去するためのスキンセルフケアの技術を確立することを目的に研究を実施していた。しかし新型コロナウィルス感染症流行の影響により、2019年度に得られた研究結果に基づいた介入研究が実施できなかった。そのため、研究計画を一部変更し、2020年度より乳がん術後に放射線治療を受ける患者に必要な照射部位のスキンケアに関するサポートの検討を目的として研究を実施した。今年度は研究成果を学会で発表した。 また、次の研究につながる、重症放射線皮膚炎の発生と治癒過程の形態的特徴に関するスコーピングレビュについて海外ジャーナルへの投稿を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
今年度に2020年度の研究成果についても投稿予定であったが、博士後期課程の研究との兼ね合いがあり、進捗が遅れることになった。
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Strategy for Future Research Activity |
2020年度の研究成果を論文にし投稿する。
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Report
(5 results)
Research Products
(4 results)