Project/Area Number |
19K19661
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Kinjo Gakuin University (2022) Nihon Fukushi University (2019-2021) |
Principal Investigator |
水野 妙子 金城学院大学, 看護学部, 講師 (20512586)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2022: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2021: ¥130,000 (Direct Cost: ¥100,000、Indirect Cost: ¥30,000)
Fiscal Year 2020: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,820,000 (Direct Cost: ¥1,400,000、Indirect Cost: ¥420,000)
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Keywords | 自律神経活動 / 睡眠障害 / 産後うつ病 / マタニティブルース / 産後早期 / マタニティブルーズ |
Outline of Research at the Start |
産後うつ病は、乳幼児の精神的発達や身体的発育に悪影響を与えるだけでなく、女性の自殺の主要因と指摘されており、産後うつ病の重症化や遷延化を防ぐことは喫緊の課題である。特に産後早期には、授乳などの育児により夜間睡眠が分断されることで、睡眠時間の不足や睡眠の質の低下がみられ、産後早期に睡眠障害を有する女性は産後うつ病発症の可能性が高いことが先行研究で示唆されており、産後早期からの対策が望まれる。 本研究では、産後早期の睡眠と自律神経活動との関連を明らかにすることを目的とする。本研究の成果により、今後、産後の睡眠に対する支援の有効性を検討するための客観的指標を提示できると考える。
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Outline of Annual Research Achievements |
産後早期は分娩前後の内分泌機能の急激な変動が一因となり、マタニティーブルーズや産後うつ病などの精神障害が生じやすい。産後うつ病は育児機能不全や母子相互作用の障害の要因となり、乳幼児の精神的発達や身体的発育に長期にわたって悪影響を与えることが示唆されている。近年、産後うつ病などの精神医学的要因による自殺率が高いことが明らかとなっており、産後うつ病の重症化や遷延化を防ぐことは助産分野における喫緊の課題である。 妊娠期や産後早期は、睡眠の変化に伴う様々な睡眠障害が生じやすい。特に産後早期は分娩時の疲労や授乳などの育児によって夜間の睡眠が分断され、非妊時と比較して入眠障害と中途覚醒が多く、約50%の女性が睡眠障害である。先行研究では、産後早期に不眠症や睡眠の質の低下といった睡眠障害を有する女性は、うつ症状の増加や産後うつ病発症の可能性が高いことが示唆されている。産後のマタニティブルーズや抑うつ状態といった精神的ストレスは、交感神経活動亢進状態および副交感神経活動減弱状態と関連することを報告されている。一方、成人の睡眠障害患者は、交感神経活動亢進状態および副交感神経活動減弱状態と関連することが明らかとなってきているが、産後早期の睡眠障害と自律神経活動との関連は検討されていない。本研究では、産後早期の睡眠と自律神経活動との関 連を明らかにすることを目的とする。本研究の成果により、今後、産後の睡眠に対する支援の有効性を検討するための客観的指標を提示できると考える。 今年度はデータ収集を予定していた。しかし、昨年に引き続き新型コロナウイルス感染症のため、当初予定していた研究実施施設において面会制限等を継続しており、研究実施の許可が得られていない。このため、新たな研究実施施設を開拓した。新たな研究実施施設で対象者1名に研究同意を得たが、研究除外基準に該当し研究実施には至らなかった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
当初の計画として、2020年1月よりデータ収集を開始し、2020年度はデータ収集およびデータ入力を遂行し、2021年度にはデータ解析結果をまとめ、学会発表をする予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症により研究実施施設においても面会制限等を継続実施しており、研究実施施設長より研究実施の許可が得られていない。このため、新たな研究実施施設を開拓した。新たな研究実施施設で対象者を選定いただき、対象者1名に研究同意を得たが、研究除外基準に該当し研究実施には至らなかった。このためデータ収集等、研究遂行ができていない。したがって、遅れているとした。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画として、2019年12月までに日本福祉大学「人を対象とする研究」に関する倫理審査委員会および研究実施施設の倫理審査委員会への申請し、倫理審査委員会の承認後、研究実施施設の担当者と打ち合わせを実施し、2020年1月よりデータ収集を開始し、2021年度は30~50名のデータ入力を終了した時点でデータ解析し、学会発表を予定していた。 現在までの実施状況として、研究実施施設の選定後、日本福祉大学「人を対象とする研究」に関する倫理審査委員会へ申請し、2020年2月に承認を得た。また、研究実施施設長より研究実施の許可を得た後、研究実施施設担当者と打ち合わせを行い、2020年3月よりデータ収集を開始する予定であった。しかし、新型コロナウイルス感染症により当初予定していた研究実施施設においても面会制限等が継続されており、研究実施施設長より研究実施の許可が得られず、研究遂行できていない。このため、新たな研究実施施設を開拓し、対象者の選定をしている。 今年度は新型コロナウイルス感染症が5類感染症に移行したことに伴い、当初予定していた研究実施施設での研究実施について調整し、研究遂行できるよう努める。
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