Project/Area Number |
19K19686
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 58070:Lifelong developmental nursing-related
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Research Institution | Juntendo University |
Principal Investigator |
青柳 優子 順天堂大学, 医療看護学部, 先任准教授 (40289872)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2025-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥4,030,000 (Direct Cost: ¥3,100,000、Indirect Cost: ¥930,000)
Fiscal Year 2021: ¥1,300,000 (Direct Cost: ¥1,000,000、Indirect Cost: ¥300,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,560,000 (Direct Cost: ¥1,200,000、Indirect Cost: ¥360,000)
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Keywords | 不妊治療後妊産婦 / 倫理的感受性 / 助産師 / 不妊治療後の妊産婦 / ウィメンズヘルスケア / 教育プログラム開発 |
Outline of Research at the Start |
不妊治療を受けて妊娠、出産する女性が増加し、治療がより高度になる中で、母親になる過程における不妊の影響は個別で多様なニーズとしてみられている。このようなニーズに応じたケアは、妊娠、出産時のケアを専門とする助産師の新たな課題となっている。 本研究は助産師を対象として、ケアの鍵と考えられる「倫理的感受性」を高めることにより、不妊治療を経験した妊産婦へのケアを充実させる教育プログラムの開発に取り組む。不妊治療を受けた女性一人ひとりが必要に応じた支援を受けられるシステム構築への貢献を目指している。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、臨床助産師の倫理的感受性に働きかけることにより、不妊治療後の妊産婦への助産ケア向上を目指す教育プログラム開発を目的としている。本研究に関連する情報収集を行う中で研究の新たな示唆を得ることができ、臨床助産師を対象とした調査研究に修正版グランデッド・セオリー・アプローチ(M-GTA)を導入した。 情報収集の内容として、社会的公正(ソーシャル・ジャスティス)の概念における弱い立場の人を含めたすべての人の人権を守る社会構造について知見を得た。不妊治療を経験した妊産婦は弱い立場となり得ること、また看護者自身の信念を持ち続けられない場面では弱い立場と言え、すべての人の人権を守ることの意味を確認した。また、体外受精や顕微授精などの生殖補助医療で出生した児の長期予後や、複雑化する生殖補助医療の現在と未来に関する貴重な最新知見を収集した。これらは、今後の教育プログラム開発の検討に含める内容として有用である。 また、質的研究法M-GTAに関する研修を受け、社会的存在としての人間をより深く、共感的に理解する分析方法論であり、人間行動を限定された範囲内で一般化することを目指し、実践活用のための理論をつくるものであることを理解した。そこで本研究において、臨床助産師のニーズ調査として実践における困難とその対応を知ること、つまり実践プロセスを調査するために、このM-GTAを用いることが有効と考えられた。M-GTAの理解を深めるため研修会や研究会参加、助言者の依頼を行い、助産師を対象とした質的調査研究を開始した。調査内容は、不妊治療後の妊産婦へのケア実践における人権の尊重や不妊治療から周産期への継続ケアに焦点をあてる。 最終年度は、教育プログラム開発の段階として助産師のニーズ調査結果をまとめると共に、教育内容および方法について洗練させる方針である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究の枠組として、助産師を対象とした教育プログラムの内容を検討してきた中で、助産師自身の実践上のニーズを把握する必要性に気づき、計画を変更し調査研究を実施することとした。研究に新たな手法M-GTAを用いるため、研修、研究会への参加、抄読会など理解を深めるために時間を要した。但しこの結果は、教育プログラムの開発の根拠となるため、研究遂行上有用と考えられる。
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Strategy for Future Research Activity |
臨床助産師のニーズ調査をまとめると共に、教育プログラム内容および方法について洗練させる方針である。 助産師を対象とした調査研究は倫理審査の承認を得ており、データ収集を行う段階である。研究協力者を得て進めることができる。 教育プログラムの洗練については、研究協力者(不妊症看護認定看護師)の意見聴取の場を設けて行うことを予定している。
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