脳情報処理に基づく運動パフォーマンス向上のための新規な眼球運動トレーニングの確立
Project/Area Number |
19K19977
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59020:Sports sciences-related
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Research Institution | Osaka University |
Principal Investigator |
青山 千紗 大阪大学, 大学院医学系研究科, 助教 (80823939)
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Project Period (FY) |
2019-04-01 – 2024-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2022)
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Budget Amount *help |
¥4,290,000 (Direct Cost: ¥3,300,000、Indirect Cost: ¥990,000)
Fiscal Year 2022: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2021: ¥910,000 (Direct Cost: ¥700,000、Indirect Cost: ¥210,000)
Fiscal Year 2020: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,430,000 (Direct Cost: ¥1,100,000、Indirect Cost: ¥330,000)
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Keywords | 連続視覚運動 / 眼球運動 / 視覚 / コントラスト / トレーニング / サッカード / 連続視覚運動課題 / 視覚情報処理 / 運動制御 |
Outline of Research at the Start |
卓球のような高速のボールを連続して打ち合う球技スポーツでは、限られた時間内で取得されるボールや相手の位置・動きに関する視覚情報の精度が、その後の脳情報処理および身体動作の精度を決定すると考えられている。しかし、連続視覚運動では、その動作の複雑さ故、運動時の視線行動(眼球運動)と運動パフォーマンスを同時に定量評価することが困難であり、身体運動に対する視線行動の役割は不明である。そこで本研究は、単純化された連続視覚運動課題を用い、運動に対する視線行動の機能的役割の解明と、科学的知見に基づくスポーツパフォーマンス向上のための眼球運動トレーニングの開発とその効果の検証を行うことを目的とする。
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Outline of Annual Research Achievements |
卓球のラリー場面などの実際のスポーツ場面において、ターゲットとなるボールの見え方は回転やバウンド外界の光度など様々な要因によって変化する。 本研究では連続視覚運動の眼球運動トレーニング構築の手がかりとして、独自に開発した連続視覚運動課題(心理物理実験)を用い、縞の視覚視標(ターゲット)のパラメータ(コントラスト、空間周波数、傾き)の変化に対する眼球運動応答について検証した。 本年度は、上記パラメータの内コントラストに関する計測・解析は完了している。視覚視標の空間周波数や傾きを変化させる実験に関しては現在計測中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
データ取得に問題が発生し、追加実験が必要となり遅れが生じた。
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Strategy for Future Research Activity |
引き続き、視覚視標のパラメータ変化に対する眼球運動応答の特性を検証するとともに、結果に基づいて、実場面に近い眼球運動トレーニングの構築をおこなう。
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Report
(4 results)
Research Products
(18 results)