Project/Area Number |
19K20115
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Research Category |
Grant-in-Aid for Early-Career Scientists
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 59040:Nutrition science and health science-related
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Research Institution | Notre Dame Seishin University (2022-2023) Okayama University (2019-2021) |
Principal Investigator |
園井 みか ノートルダム清心女子大学, 人間生活学部, 講師 (50795466)
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Project Period (FY) |
2020-02-01 – 2027-03-31
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2023)
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Budget Amount *help |
¥2,600,000 (Direct Cost: ¥2,000,000、Indirect Cost: ¥600,000)
Fiscal Year 2022: ¥260,000 (Direct Cost: ¥200,000、Indirect Cost: ¥60,000)
Fiscal Year 2021: ¥650,000 (Direct Cost: ¥500,000、Indirect Cost: ¥150,000)
Fiscal Year 2020: ¥520,000 (Direct Cost: ¥400,000、Indirect Cost: ¥120,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,170,000 (Direct Cost: ¥900,000、Indirect Cost: ¥270,000)
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Keywords | 消化器がん / 栄養療法 / 運動療法 / 在宅 / 周術期栄養管理 / サルコペニア / 周術期 |
Outline of Research at the Start |
本研究では,周術期消化器がん患者に,サルコペニア予防のための在宅で有効な栄養療法および運動療法プログラムを開発することにある.そのために次のことを明らかにしていく. ①消化器がん患者において,術前から術後1年までの在宅で過ごす期間に,プレサルコペニアを発症する頻度はどの程度か.また,引き起こしている要因は何か. ②プレサルコペニアからサルコペニアに至らなかった症例の介入方法はなんであったか. ③これらの結果を踏まえ,サルコペニアを予防し,周術期がん患者本人が用いることができる在宅での栄養療法および運動療法プログラムを作成する.
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Outline of Annual Research Achievements |
周術期消化器がん患者は,術前にサルコペニアに陥ると,術後合併症が増加することが分かってきている.そのため,周術期においてサルコペニアを予防することが重要である.しかしながら,手術入院前後の在宅で過ごす期間は長期にわたるにもかかわらず,有効な栄養療法および運動療法の効果については分かっていない.そこで,本研究では,周術期におけるサルコペニア予防のために,特に在宅で行うことが出来る有効な栄養療法および運動療法プログラムを開発することを目的とした. 今年度はこれまでに作成したデータベースを基に,患者からの同意が得られた食道がん根治術を目的とした新規症例、膵臓切除を行う新規症例に対して,術前から術後1年までのデータ収集を行っている.データ収集のタイミングは,術前化学療法開始前,手術入院時,術後退院時,術後1カ月,2カ月,3カ月,6カ月,9カ月,1年のタイミングである. 今後は,収集したデータから,プレサルコペニアやサルコペニアに至った症例と至らなかった症例を分類する.その中で,プレサルコペニアからサルコペニアに至らなかった症例に有効であった多職種の介入方法を考察する.その結果を踏まえ,サルコペニアを予防し,周術期がん患者本人が使用可能な在宅での栄養療法および運動療法プログラムを作成する.
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
2022年から研究対象者を募集していたが、コロナウイルス感染症拡大により、手術件数が減少している期間があったため
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Strategy for Future Research Activity |
昨年度は食道癌根治術のみを手術対象としていたが、現在膵臓切除を必要とするがん患者も研究対象者とし、研究対象者の増加を増やし対応している。 随時、学会での発表や論文化を計画していく。
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