Research Project
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
マウスへTamoxifenを経口投与し、膀胱尿路上皮のKrt5陽性細胞特異的にCas9タンパクの誘導を確認した。さらにsgRNA発現アデノ関連ウイルスをマウス膀胱内へ注入し、目的細胞への感染を確認した。理論上、Cas9及びsgRNAの両者が発現した細胞でCRISPR/Cas9システムが作動し、目的遺伝子への変異導入が生じていると考えられた。結果、1例で膀胱癌の発生を確認することができた。今後腫瘍のcharacterization、モデルとしての妥当性について検討を行う予定である。
翌年度、交付申請を辞退するため、記入しない。