Project/Area Number |
19KK0280
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (B))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Medium-sized Section 90:Biomedical engineering and related fields
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Research Institution | National Institutes for Quantum and Radiological Science and Technology |
Principal Investigator |
山谷 泰賀 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, グループリーダー(定常) (40392245)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 美和子 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, 主幹研究員(任非) (00529183)
寅松 千枝 東京女子医科大学, 医学部, 助教 (90421825)
KANG HANGYU 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, 研究員(任常) (90824467)
田久 創大 国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 放射線医学総合研究所 先進核医学基盤研究部, 博士研究員(任常) (60796473)
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Project Period (FY) |
2019-10-07 – 2021-03-31
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Project Status |
Discontinued (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥18,460,000 (Direct Cost: ¥14,200,000、Indirect Cost: ¥4,260,000)
Fiscal Year 2022: ¥2,340,000 (Direct Cost: ¥1,800,000、Indirect Cost: ¥540,000)
Fiscal Year 2021: ¥7,800,000 (Direct Cost: ¥6,000,000、Indirect Cost: ¥1,800,000)
Fiscal Year 2020: ¥7,280,000 (Direct Cost: ¥5,600,000、Indirect Cost: ¥1,680,000)
Fiscal Year 2019: ¥1,040,000 (Direct Cost: ¥800,000、Indirect Cost: ¥240,000)
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Keywords | PET / in-beam / 粒子線治療 / DOI / 核医学 |
Outline of Research at the Start |
がん診断・治療の発展に貢献する日独間国際共同研究を実施することにより、日本の強みであるPETイメージング物理研究を格段に発展させることを目指す。具体的には、ミュンヘン大学Katia Parodi教授のSIRMIOプロジェクトに参加し、陽子線治療ビーム照射とPET分子イメージングが同時にできる世界初となる小動物実験プラットフォームを共同開発する。日本ではRI法規制下にあったビーム照射中の動物PET実験が、海外にてはじめて実施可能となる。そして、核医学物理研究の国際ネットワークの中で中核的な役割を担うことにより、LMUをはじめとする国際共同研究の強化のほか、将来を担うグローバル若手研究者の育成を図る。
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Outline of Annual Research Achievements |
本研究のゴールは、がん診断・治療の発展に貢献する日独間国際共同研究を実施することにより、日本の強みであるPET物理研究を発展させることである。具体的には、ミュンヘン大学Katia Parodi教授のSIRMIOプロジェクトに参加し、陽子線治療ビーム照射とPET分子イメージングが同時にできる小動物実験プラットフォームの共同開発を進めた。2年目となる2020年度は、昨年度開発したDOI検出器技術を応用する複数の研究テーマを実施した。まず、小さなターゲットに粒子線ビームを照射する技術として、光学カメラにより粒子線ビームのエネルギ広がりを可視化する方法を確立した(Han Gyu Kang, et al., PMB 235002, 2020/18H05967との合同成果)。次いで、実際の生体におけるビーム停止位置を可視化するためのOpenPET装置を開発し(Hideaki Tashima, et al., TRPMS, in press)、光学カメラとOpenPETで結果が整合することを検証した(Akram Mohammadi, et al., PMB 125006, 2020/17K09076との合同成果)。そして、粒子線ビーム可視化と分子イメージングが同時にできる独自装置「whole gamma imaging (WGI)」を開発した(Eiji Yoshida, et al., PMB 125013, 2020/18K19949および20H00671との合同成果)。WGI用画像再構成法を開発し、分子イメージング性能を実証した(Hideaki Tashima, et al, PMB 225038, 2020/18K19949, 20H00671, 20H05667および20K12683との合同成果)。なお、本研究は2020年度途中で中止し、続きは基盤研究(S)にて行うことになった。
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