達成目標とメタ認知判断の関連:fNIRSによる脳賦活評価を含めた実験的検討
Project/Area Number |
19KK0340
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Research Category |
Fund for the Promotion of Joint International Research (Fostering Joint International Research (A))
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Allocation Type | Multi-year Fund |
Review Section |
Basic Section 10020:Educational psychology-related
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
田中 あゆみ 同志社大学, 心理学部, 教授 (00373085)
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Project Period (FY) |
2020 – 2022
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Project Status |
Granted (Fiscal Year 2020)
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Budget Amount *help |
¥9,750,000 (Direct Cost: ¥7,500,000、Indirect Cost: ¥2,250,000)
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Keywords | 動機づけ / メタ認知 / 達成目標 |
Outline of Research at the Start |
本研究は,達成目標が認知機能に及ぼす影響のメカニズムをfNIRSを用いて神経科学的に解明する基課題を発展させるものであり,認知そのものの機能だけでなく,自分の認知活動についてもつ認知であるメタ認知に及ぼす影響を検討する。研究1では,R. Ackerman氏のメタ推論モデルに基づき,課題遂行中の思考や推論のモニタリングやコントロールといったメタ認知的判断を測定し,達成目標との関連を検討する。研究2では,メタ認知判断中のfNIRSによる前頭部賦活の評価を行い,達成目標および課題パフォーマンスとの関連を検討する。
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Outline of Annual Research Achievements |
令和2年度は,達成目標がメタ認知判断に及ぼす影響についてのパイロット実験の実施を計画していたが,社会情勢の影響を受け,実験を実施することができなかった。文献研究をすすめ,実験計画の再検討を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
社会情勢の影響を受け,実験室での実験が実施できなかったため。
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Strategy for Future Research Activity |
達成目標がメタ認知判断に及ぼす影響についてのパイロット実験及び本実験を行い,メタ認知判断を測定する。オンラインでの実験実施に向けて研究計画を修正する。fNIRSを用いた測定については,安全な状態での実施が可能になるまで見送ることとして,既存データを用いて分析手法に関する精緻化をすすめる。
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Report
(1 results)
Research Products
(1 results)